米ぬかスキンケア研究
2024-08-26 11:37:43

米ぬかを活用したスキンケア研究が話題!築野グループの発表内容

米ぬかを用いた新しい美容のアプローチ



築野グループ株式会社が主催する、第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会に参加し、注目の研究成果を2題発表します。この大会は、2024年の8月31日と9月1日に愛知県名古屋市の愛知国際会議場で開催されます。名をここに刻むのは、代表取締役社長の築野富美氏。彼女が率いる築野グループは、古来から健康と美容の象徴として親しまれている米ぬかを高度に有効利用した様々な事業を展開しています。

米ぬかの特性と用途



築野グループは、こめ油事業、ファインケミカル事業、オレオケミカル事業の3つに区分されるビジネスを持ち、米ぬかの栄養成分を最大限に活かすことを目指しています。発表内容は、特に米胚芽油や、米ぬか由来のフェルラ酸とフィチン酸に関する皮膚美容効果の研究成果に焦点を当てています。これらの成分が持つ抗酸化や抗炎症作用は、スキンケアにおいて非常に重要な役割を果たします。

発表される研究内容



γ-オリザノールとフェルラ酸



まず一つ目のテーマは、演題番号O3-3の『γ-オリザノール高含有米胚芽油およびフェルラ酸配合スカルプパックによる頭皮・毛髪への影響』です。近年注目されているヘアケア市場において、米ぬかの成分が持つ力が評価されています。このヒト試験では、γ-オリザノールとフェルラ酸が含まれたスカルプパックを使用したところ、フケの発生量が減少し、皮脂分泌の抑制が確認されました。また、毛髪の質も改善されることが証明されています。

フィチン酸を使用したピーリング



次の発表である演題番号O3-8は、『米糠由来フィチン酸配合のデイリーピーリング剤による男性皮膚への効果』についてです。男性の皮膚は、女性に比べて皮脂の分泌が多いことから、髭剃りなどの日常ケアによって肌荒れや角質肥厚が生じやすいと言われています。この研究はフィチン酸を成分としたピーリング剤の効果を検証しました。その結果、フィチン酸は皮脂分泌の抑制に寄与し、皮膚の弾力性を高めるだけでなく、メラニン生成の抑制にも効果的であることが明らかになりました。特に、髭剃りによる肌荒れや赤みの改善に関しても高い実績が報告されています。

美容皮膚科学会の意義



日本美容皮膚科学会は、美容皮膚科学の発展を目指し、研究成果の普及や会員同士の交流を促進することを目的に設立されました。今回の大会を通じて、築野グループは米ぬかの潜在能力を最大限に引き出すことの重要性を広める機会と位置付けています。また、最新の研究発表を行うことで、美容業界における米ぬかの利用可能性を再度確認し、多くの人々にその恩恵を届けられることを願っています。

結論



米ぬかの美容効果に関する研究が発表される第42回日本美容皮膚科学会は、今後の美容業界においても注目のイベントです。築野グループによる新たな研究成果が、多くの美容製品に活かされ、利用者の肌の健康につながることを期待しています。


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会社情報

会社名
築野食品工業株式会社
住所
和歌山県伊都郡かつらぎ町大字新田94
電話番号
0736-22-0061

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