新感覚の調剤薬局『薬局ランタン 千歳烏山店』
東京都世田谷区千歳烏山に、新たな形の調剤薬局「薬局ランタン」が11月2日にオープンしました。運営は、調剤薬局を手掛ける田辺薬品株式会社で、この店舗は「患者のための薬局ビジョン」を具現化した先進的な店舗となっています。
調剤薬局の進化
調剤薬局業界は、近年多くの変革を迎えています。2025年に向けた厚生労働省のビジョンが示すように、薬局は単なる調剤業務から患者中心の対応へと移行しており、その一環として顔と顔が見える接客が重視されています。また、コロナ禍においてはオンラインでの服薬指導が求められるなど、柔軟な対応が必要となっています。そんな流れの中、田辺薬品は新たな試みとして、カフェ風のコミュニティスペースにおける調剤薬局「薬局ランタン」を開設することになったのです。
店舗の魅力
「薬局ランタン」の特徴は、カフェのようにくつろげる空間や患者が選べる投薬スペースです。こちらの店舗では、待合ソファやセミプライベート空間を設け、患者の体調に応じてゆったりと待機できる環境を実現しています。さらに、薬剤師との対面での対話を重視し、患者一人ひとりに寄り添った対応を心掛けています。
内装はモダンながらも温かみのあるデザインで、訪れる人々をリラックスさせる仕様になっています。また、地元からの新鮮な野菜や健康食品も販売しており、心身共に健康になれるような商品ラインナップを取り揃えています。これにより、単なる調剤薬局ではなく、地域の健康を支える存在としての役割も果たすことを目指しています。
患者に優しいサービス
「薬局ランタン」では、調剤だけでなく、在宅医療サービスやお薬のお届けも行います。患者が安心して利用できるよう、服薬指導支援システムも導入し、効率的な業務を実現。接客品質の向上にも力を入れています。高齢者や体調の優れない患者さんにとっても、安心して訪れることの出来る調剤薬局となっています。
オープンまでの流れ
オープンに先立ち、内覧会が10月28日に行われ、プレオープンが10月29日から31日まで実施されました。この期間には、調剤以外にも商品販売が開始され、多くの人々が興味深そうに訪れたことでしょう。
「薬局ランタン」では、ただ薬を受け取る場でなく、地域社会の一部として気軽に立ち寄れる場所を目指しています。心地よい空間で、患者の不安を和らげる存在になれるよう努力していくとのことです。
今後の展開
カフェスタイルの調剤薬局が増える中で、「薬局ランタン」はこれからの調剤薬局のあり方を示す重要な店舗となるでしょう。人々が安心して健康を確認できる場所であり続けるよう、さらなるサービス向上を図っていくことでしょう。
店舗情報
- - 住所: 東京都世田谷区南烏山5-15-10 NT千歳烏山1F
- - 開店時間: 月~金 10:00~19:00、土 10:00~15:00(日・祝日休み)
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