法人向けフェムテックサービス『ルナルナ オフィス』が新たに男性更年期プログラムを始動
株式会社LIFEMが運営する『ルナルナ オフィス』は、従来の女性向けサービスに加えて、男性の健康課題をサポートするために「男性更年期プログラム」を2024年1月23日より本格的に提供開始します。このプログラムは、導入企業の従業員を対象に、泌尿器科医師によるセミナー開催やオンライン診療サービスを通じて、男性の健康に関する悩みを軽減し、働く環境の改善を目指すものです。
男性更年期障害の現状と課題
男性更年期障害は、一般的に40歳以降に見られ、テストステロンの減少によって心身に様々な影響を及ぼす状態です。現在、40歳以上の男性の約4人から5人に1人が潜在的な患者とされ、その症状は多岐にわたります。『ルナルナ オフィス』が実施した調査によれば、約7割の対象者が1つ以上の症状を感じており、その結果、離職や転職を考える人が多いことが明らかになりました。さらに、医療機関にかかることなく不調を抱えている人が多いという実態もあり、知識不足や時間的な制約がその理由として挙げられています。
新たなプログラムの目的と効果
この度の「男性更年期プログラム」では、男性の健康課題にも注目し、企業全体の知識向上を図ります。その中には、泌尿器科医によるセミナーや、オンライン診療を提供する取り組みがあります。実証導入を行った株式会社ポーラ・オルビスホールディングスでは、プログラム参加前と参加後を比較したところ、仕事の出来は不調時に平均68.3%から78.9%に向上したことが報告されています。この結果は、プログラムが参加者の健康状態の向上に寄与していることを示しています。
プログラムの主な内容
- - セミナーの実施: 泌尿器科医による男性更年期に関する基礎知識を深めるセミナーを実施し、全従業員向けに動画形式で提供します。
- - オンライン診療の実施: 医療機関との連携により、男性更年期に関するオンライン診療サービスを提供し、症状の改善をサポートします。
- - 効果検証: 参加者の症状改善度や職務パフォーマンスへの影響を定期的に評価し、その結果を企業にフィードバックします。
プログラムの導入企業は、従業員の健康を守るだけでなく、業務効率の向上にもつながることでしょう。また、この取り組みは「誰もが働きやすい社会の実現」に向けての重要な一歩となります。
まとめ
『ルナルナ オフィス』の「男性更年期プログラム」は、特に男性の健康問題に着目した画期的なサービスです。今後もさらなる改善活動を通じて、全ての働く人が健康で充実した社会を実現するための取り組みを続けていきます。興味をお持ちの方は、公式サイトで詳細をチェックしてみてください。ぜひ、新しい時代に向けたこのプログラムの活用をお勧めします。