岐阜県飛騨市、道の駅アルプ飛騨古川に新たな観光スポットが誕生!
2023年4月26日、岐阜県飛騨市に位置する「道の駅アルプ飛騨古川」にて、地域の歴史と文化を楽しむための新しい情報コーナーがオープンしました。このコーナーは、飛騨市内に存在する山城をテーマにしており、特に国史跡に指定された姉小路氏城跡を含む城跡の情報を展示しています。これにより、訪れる人々は歴史的な城を巡る「戦国」ツアーを体験することができるのです。
飛騨市が誇る戦国武将たちの歴史
飛騨市は、飛騨国司の姉小路氏、戦国武将の三木氏、そして織田信長や豊臣秀吉のもとで活躍した金森氏など、歴史的な背景を持つ場所です。それらの城跡は、古い時代の武将たちの足跡を今に伝える貴重な文化遺産です。特に令和6年2月には姉小路氏城跡が国史跡に認定され、その重要性がより一層高まりました。
新しい情報コーナーでは、かつて古川町で開催された企画展「飛騨古川の戦国武将と山城」のパネルが設置されており、また新作として金森氏による増島城築城の歴史的な背景を紹介するパネルも加わりました。このコーナーを通じて、訪問者は古川盆地に点在する山城を楽しむと共に、飛騨古川の城下町の魅力に触れることができます。
香川元太郎氏の遺作を展示
また、今回の展示では、城郭イラストレーターである故香川元太郎氏のイラストにも焦点が当てられています。氏の描いた城郭イラストは、飛騨市の山城の構造や当時の様子を視覚的に表現したもので、その質の高さで知られています。しかし、令和6年12月に急逝された香川氏の遺作となる未完成の「増島城跡ラフスケッチ」も展示されており、訪問者に深い感動を与えています。この素晴らしい作品は、香川氏の才能を偲ぶ大切なものとなっています。
展示は、令和8年3月までの期間中、訪れる人々を楽しませます。姉小路氏城跡や古川城の城下町に関する歴史を知り、飛騨古川地域の魅力を再発見できる貴重な機会です。
専用の情報コーナーで歴史を感じる旅を
道の駅アルプ飛騨古川は、飛騨市古川町上町に位置し、地域の文化や歴史を発信する拠点としての役割を果たしています。ここを訪れることで、飛騨市の美しい自然と合わせて、歴史的な観光スポットへ足を運ぶ旅が始まります。街の深い歴史を知り、戦国のロマンを感じることができるこの新しい情報コーナーは、観光客のみならず、地域の人々にとっても魅力的な場所となることでしょう。
道の駅アルプ飛騨古川の基本情報
- - 店舗名:道の駅アルプ飛騨古川
- - 電話番号:0577-74-0150
- - 住所:〒509-4254 岐阜県飛騨市古川町上町1348-2
- - 開館時間:4月~10月 9:00~17:00 / 11月~3月 9:00~16:00
- - 公式ウェブサイト:アルプ飛騨公式サイト
飛騨市を訪れた際には、ぜひこの新たな情報コーナーで歴史の一コマを感じてみてはいかがでしょうか。歴史好きにはたまらないスポットが、あなたを待っています。