Skyland Ventures投資先Ola、暗号資産取引所Gate.ioにトークン上場
この度、ベンチャーキャピタルファンドSkyland Venturesが投資するブロックチェーンセキュリティ企業Olaは、グローバルで主要な暗号資産取引所であるGate.ioへのトークン($OLA)上場を果たしました。
Olaとは?
Olaは、ビットコインを活用した分散型セキュリティプロバイダーです。ゼロ知識証明技術を用いて、クロスチェーンやデータ検証サービスを提供することで、ブロックチェーンのセキュリティ、データ整合性、ネットワーク安定性を向上させています。さらに、ビットコインの価値を活かし、ユーザーに継続的な収益機会を提供する仕組みも備えています。DeFiや現実世界の様々なプロジェクトへの橋渡し役としても注目されています。
Olaの技術基盤:OnisとMassive
Olaの技術基盤は、大きく分けて2つの要素から成り立っています。
1.
Onis: 軽量で信頼性の高いシステムです。ゼロ知識証明技術を用いて、ビットコインと他のブロックチェーンをシームレスに接続します。これにより、DeFi、クロスチェーン資産管理、NFTといったサービスの利用が容易になり、仲介者を必要としなくなります。
2.
Massive: 世界初のモバイル向けゼロ知識証明検証ネットワークです。180以上の地域で23万5千人を超える検証者が活動しており、検証件数は8億7400万件を突破しています。このネットワークにより、ブロックチェーンの処理能力、安全性、効率性が大幅に向上しています。ユーザーはノードを運用することで、ビットコインネットワークのセキュリティ向上に貢献し、報酬を得ることも可能です。
強力なエコシステム
Olaは、Sin7y Labs、OKX、Solana、ZK Hack、Lambda Classといった技術基盤パートナー、FOX Wallet、ZKLink、zkMeなどのインフラストラクチャパートナー、そしてHackerNoon、QED、Bitgetといったコミュニティパートナーなど、業界をリードする18社以上と連携し、強固なエコシステムを構築しています。
$OLAトークンの上場と今後の展望
Gate.ioへの$OLAトークン上場は、Olaにとって大きなマイルストーンとなります。ERC-20規格で発行され、総供給量は21億トークン。その配分はコミュニティ開発(流動性配布を含む)を中心に、プロジェクトの持続的な成長を促す設計となっています。
Skyland Venturesの暗号資産投資責任者であるYonkuro氏は、Olaチームの努力を称賛し、今後の更なる発展への期待を表明しました。
Skyland Venturesについて
Skyland Venturesは、シードステージのスタートアップへの投資を行うベンチャーキャピタルです。「The Seed Maker.」をミッションに掲げ、特にWeb3領域や生成AI領域への投資を強化しています。CryptoLand(Web3)や荒波(生成AI)といったインキュベーションプログラムも運営し、スタートアップの育成にも力を入れています。
まとめ
OlaのGate.io上場は、分散型セキュリティ技術の可能性を示す大きな一歩です。ビットコインを基盤とした革新的な技術と、強力なエコシステム、そしてSkyland Venturesの支援によって、Olaの今後の発展が期待されます。$OLAトークンの動向にも注目が集まりそうです。