日本初のワイン栽培法
2024-09-06 17:29:45

クラウドファンディングで日本初のワインブドウ栽培法特許取得を目指す

日本初のワインブドウ栽培法を目指して



株式会社グリーンスタイルは、長野県伊那市に拠点を置く企業で、2024年9月までの期間、クラウドファンディングを通じて「ワインブドウ栽培法」の国際特許取得を目指すプロジェクトを進めています。このプロジェクトは、彼らが運営する「ワインブドウの学校」に基づいており、日本の独自の栽培技術を世界に広めたいという強い志から始まりました。

クラウドファンディングの背景


グリーンスタイルは、2023年12月に国内特許の申請を行いました。この特許は、日本の栽培方法を国際的に認知させるためのもので、2024年9月末にはアメリカとイギリスに向けて国際特許の申請を行う予定です。しかし、1ヵ国あたりの申請費用が約200万円かかるため、その資金をクラウドファンディングで集める運びとなりました。

同社は、日本の果物栽培技術の高さを自負しており、それをワインブドウにおいても証明したいと考えています。温暖化が進行するイギリスや日本に類似した気候を持つアメリカ東海岸で、日本式の早期収穫や品質重視の栽培方法を普及させることを目指しています。

特許の特長


今回の特許出願は、「ワインブドウの学校」の生徒たちの協力を得て実施されます。福島県、長野県、東京、神戸の複数の校舎で収集したデータを基にしており、個性を尊重した育成方法が特徴です。学校での栽培法は、生徒一人ひとりの経験や知見を反映させ、品質や味わいに差が出ることに注力しています。

さらに、温暖化によって影響を受けているブドウの品質問題を解決するため、従来のブドウの樹を残したまま、樹勢を強化する方法を模索しています。月に一度から二度の作業で良質なブドウを収穫できるよう、効率に優れた栽培法を提案し、作業負担を軽減することを目指しています。

リターンの内容


クラウドファンディングの支援者には、特別なリターンが用意されています。例えば、150,000円の支援をした場合、限定のワインや鑑賞用ワインブドウの枝を手に入れることができます。これにより、ワインブドウの成長プロセスを体感することができます。

他にも、異なる価格帯でワインやシードルなどが提供され、教育機会としての価値もあります。これらは基本的に学校関係者のみが入手できるものです。

プロジェクト概要


このプロジェクトは、2024年8月20日から9月30日までの期間で実施されます。詳細については、クラウドファンディングのページにアクセスすることで確認できます(https://camp-fire.jp/projects/781923/view)。
共同で支援することで、日本の独自のワイン栽培技術を国際舞台に広める一端を担うことができるかもしれません。株式会社グリーンスタイルは、農業やコンサルティングに取り組みながら、地域の活性化にも寄与している企業です。

会社概要


  • - 商号: 株式会社グリーンスタイル
  • - 代表者: 佐藤 佑樹
  • - 所在地: 長野県伊那市西箕輪1652-1
  • - 設立: 2014年7月
  • - 資本金: 1,419万円
  • - 公式サイト: グリーンスタイル


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会社情報

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