麻生医療福祉専門学校の新設科が挑む医療の未来
福岡市博多区に位置する麻生医療福祉&保育専門学校。その中で新たに設立された「AI&診療情報管理士科」では、学生たちが将来の医療現場を見据えた教育を受けています。今年度、1年生たちは佐賀大学医学部附属病院と福岡山王病院を見学し、医療DXやAIに関する最前線の知識と体験を積むことができました。
佐賀大学医学部附属病院での探訪
2025年5月20日、学生たちは佐賀大学医学部附属病院に足を運びました。この病院の訪問は、普段は見ることができない医療現場の裏側に触れる貴重な機会です。特に、診療記録センターや外来窓口、病棟、薬剤部、放射線部、さらにはドクターヘリの発着場といった多様な医療施設を特別に案内していただけることとなりました。
患者の医療歴を管理する診療情報管理士や医療事務に関する業務を知り、薬剤部では最新の自動薬剤ピッキング機器を目の当たりにしました。加えて、放射線部における実際のCT撮影も見学し、医療技術の進化を体感することができました。この訪問を通じて、医療と情報の連携を学び、実際に医療DXやAIがどのように活用されているのかを深く知ることができたのです。
卒業生である診療情報管理士からの実務の紹介や、医療現場で必要なスキルについてのアドバイスも受け、学生たちは真剣に耳を傾けました。表情が真剣な学生を見て、彼らがこの経験から多くのことを学び取ったことが伝わってきました。また、訪問の終わりには質疑応答が設けられ、病院職員が学生たちの質問に丁寧に答える場面もあり、学びの深さを感じることができました。
福岡山王病院での学び
さらに、2025年5月22日には福岡山王病院を訪問しました。医事課の業務や健康を支える予防医学センター、リハビリテーションセンター、さらには快適な病室の工夫が見られるなど、多彩な体験を得ました。特に注目すべきは、病院が「予防医学」に注力している点です。
海外からの患者に対しても、丁寧な対応を心掛けている病院の姿勢に感銘を受けました。学生たちは事前に準備した質問をもとに、医療現場の多面的な側面を学ぶことができ、教室での授業では得られない貴重な知見を得ることができたのです。
オープンキャンパスでの実践的な学び
麻生医療福祉専門学校では、医療現場のリアルを体感しながら学べる機会が豊富に用意されています。AI&診療情報管理士科では、病院見学を通じて学生たちが自分たちの学びがどのように役立つかを深く体感しています。医療分野におけるAIやDX技術の活用にはまだ課題が残るものの、学生たちはその課題を解決するための力を養っています。未来の医療に携わる人材を育てるため、実践的な教育が行われていることがわかります。
まとめ
麻生医療福祉&保育専門学校では、現場で必要とされるスキルを習得できる環境が整っています。1年生たちが経験した今回の病院訪問は、将来への夢を大きく膨らませる素晴らしい機会となったことでしょう。興味を持たれた方は、ぜひオープンキャンパスにお越しください。福岡で医療と福祉のプロを目指す方には最適な学びの場がここにあります。
詳しくは、
麻生医療福祉&保育専門学校の公式サイトをご覧ください。