InterBEE 2024に向けたメディアリンクスの最新技術展示

メディアリンクス、InterBEE 2024に出展決定

2024年11月13日から15日、千葉県の幕張メッセで開催される「InterBEE 2024国際放送機器展」に、株式会社メディアリンクスが出展します。画期的な映像制作や放送関連機材を取り揃え、最新の技術をお届けします。本展示会は、映像制作・放送業界にとって重要なイベントであり、多くの企業が新たな技術を紹介し合う場として注目されています。

メディアリンクスの展示内容

メディアリンクスでは、ブース番号5609にて新製品「次世代IPゲートウェイXscendⓇ」を軸にした多様なネットワークソリューションを披露します。近年、テレビ放送やコンテンツ制作において必要不可欠な技術がIP化され、セキュリティとパフォーマンスの向上が求められています。この潮流に応じて、メディアリンクスは先進的なソリューションの提供を行います。

Xscendによるネットワークソリューション

次世代IPゲートウェイXscendⓇを活用したネットワークソリューションでは、系列局間でのIP伝送やクラウド向けの構築を進めています。具体的には、システムのIP化が進む中で、安定したIP伝送が可能なシステムが求められており、これにXscendを基盤として応えています。

STL/TTLの革新

MDP3020 SFNを用いたSTL/TTL over IPソリューションでは、放送局から送信所へのDVB-ASI信号を効率的に伝送するための技術が紹介されます。PTP対応のネットワーク上で時刻同期を実現し、IPベースでの信号伝送の利便性が際立っています。これにより、従来のアナログシステムに比べて、無駄なコストを削減しながら効率的な運用が可能になります。

小型IPコーデックMDP3020

また、MD8000シリーズの技術を応用した小型IPコーデックMDP3020も展示され、コンパクトな1Uハーフ筐体に非圧縮伝送や4K伝送といった機能を凝縮しています。多様な素材伝送ニーズに柔軟に対応できる製品仕様が魅力的です。

ProMD EMS

ProMD EMSというネットワークマネジメントシステムも登場します。これは、メディア伝送に特化したGUIを通じてオペレーターがネットワークの状況を容易に把握し、様々な機器設定を行うことができるシステムです。お客様のサービスに応じた迅速な運用が可能となります。

IP Pavilion企画への参加

さらに、ホール3にある特別企画会場では「IP Pavilion」にも参加し、企業同士の連携を通じたコンテンツ制作のDX（デジタルトランスフォーメーション）の可能性も提案します。ST 2022およびST 2110といった標準規格に基づいたコンテンツ伝送のソリューションを紹介し、業界の未来を展望します。

展示会の概要とご参加方法

幕張メッセでの実物展示に加え、オンラインでも同時開催されるため、自宅やオフィスからも参加可能です。メディアリンクスの展示内容は、InterBEE 2024のWEBページからもご覧いただけます。

お問合せはアジア営業部（TEL: 044-589-3570、e-mail: [email protected]）までお気軽にどうぞ。これからの放送業界において、メディアリンクスが提供する革新的な技術とソリューションの数々をご期待ください。