ミャンマー地震：ユニセフが緊急支援募金を開始しました

2025年3月28日、ミャンマー中部マンダレーでマグニチュード7.7の地震が発生し、大きな被害が報告されています。震源地は人口100万人以上を抱えるマンダレー近郊で、周辺地域にも強い影響が及びました。地震後は余震も続き、サガインやネピドー、マンダレーなどの地域で、住宅やインフラに深刻な損害が生じています。現在、多くの住民が避難を余儀なくされ、電気や通信が遮断された状況が続いています。

ユニセフ（国連児童基金）は、子どもたちやその家族が直面している困難な状況に対し迅速に支援活動を行うため、地震発生後すぐに被害状況の確認に取り掛かりました。特に、ミャンマーでは既に紛争や自然災害によって多くの子どもたちが危険にさらされているため、今回の地震は更なる人道的危機を引き起こす恐れがあります。

緊急募金のお願い

日本ユニセフ協会は、ユニセフ本部の要請を受けて、2025年3月29日から「ミャンマー地震緊急募金」の受付を開始します。募金は、ユニセフの公式ウェブサイトを通じて行うことができ、クレジットカードやインターネットバンキング、コンビニ支払いなど、様々な方法に対応しています。また、郵送や銀行振込による募金受付も31日から開始予定です。寄付金は、特定公益増進法人への寄付として税制上の優遇措置が受けられる可能性があります。

ユニセフの役割と活動

ユニセフは、すべての子どもたちの権利と健康な成長を支援することを目的とした国連の機関です。世界中で190カ国以上の地域で活動し、特に最も困難な立場にいる子どもたちへの支援に重点を置いています。ユニセフの活動資金は、個人や団体からの寄付によって支えられており、寄付いただいたお金は直接、支援活動に使われます。

日本ユニセフ協会について

公益財団法人日本ユニセフ協会は、ユニセフの活動を広めるための民間組織として、日本国内においてユニセフを代表しています。募金活動や政策提言も行っており、支援の必要性を訴えています。今回の地震に対する緊急募金も、みなさんのご協力によって大きな力となることでしょう。

未曾有の危機に直面するミャンマーの人々を救うため、ぜひ皆さまの温かいご支援をお願い申し上げます。

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