AIで効率化されたファーマコビジランス業務「PVassist」が登場
Shuttle Bros.株式会社は、2023年6月7日に新たなクラウドサービス『PVassist』を導入しました。このサービスは、医薬品のファーマコビジランス業務を支援し、人工知能(AI)、特にChatGPTを活用して、増加する症例や文献の処理を効率化することを目的としています。
PVassist開発の背景
製薬業界では、毎年膨大な数の症例や文献が増加していますが、それに対する人材の確保は困難な状況です。新たな技術革新が進む中で、AIやクラウドサービスを活用することによって、これまで人力に頼っていた業務を効率化する機会が徐々に広がっています。このような背景のもと、Shuttle Bros.は医薬業務に特化した支援サービスを開発しました。
PVassistの特徴
PVassistは、症例や文献の解析・評価をサポートし、業務時間を大幅に短縮できるツールです。主な機能として以下のような特徴があります。
- - 医薬品の投与状況の一覧表示
- - 有害事象の抽出と重篤性の判断
- - 因果関係の確認
- - 症例経過の視覚化(医薬品投与状況と副作用の情報など)
- - 医療歴や合併症の整理 など。
PVassistは、多言語対応で、英語と日本語の情報を同時に解析することが可能です。また、操作はシンプルで、症例や文献のデータをドラッグ&ドロップして指示ボタンをクリックするだけの簡単なステップで対応します。テキストPDFだけではなく、画像PDFも扱える点も大きな特徴です。
使い勝手の良さ
このサービスの利点は、すぐに導入できるクラウドベースであることに加え、ブラウザから簡単にアクセスできる点です。お試し期間が3日間設けられており、すぐに運用を始めることができます。また、入力データはGPTの学習に使用されないため、安心して利用できます。
拡張性が魅力
PVassistは、解析結果をビジュアル化する機能も搭載しています。症例や文献の全体像をマインドマップとして表示したり、症例の経過をフローチャートで示すことができ、業務の流れをわかりやすく整理できます。さらに、ユーザーのニーズに合わせた独自の機能追加も可能で、個別にカスタマイズされたサポートを受けられるのが魅力的です。
価格について
サービスの価格は、利用人数や年間の指示回数、解析件数、テキストの言語などによって柔軟に見積もりが行われます。詳細は公式サイトでのお問い合わせが推奨されています。
シャトルブラザーズについて
Shuttle Bros.株式会社は、AIを駆使して医療分野の業務効率化を目指しています。既に様々なAI関連のサービスを展開しており、ユーザーのニーズに応じたソリューションを提供しています。今後も医薬業務の未来を切り開く存在として期待されます。
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