エー・アンド・デイがエーディーシーを子会社化
2026年7月10日、エー・アンド・デイが取締役会で株式会社エーディーシーの全株式を取得する決定を下しました。この動きは、エー・アンド・デイのグループ内での持続的な成長を目指し、特に電子計測分野において技術力を強化することを狙いとしています。
株式取得の背景
エー・アンド・デイグループは、計測・計量機器事業、医療・健康機器事業、そして半導体関連事業の3つを柱にしています。特に、今後の産業の高度化やデジタル化の進展に伴い、電子計測技術の需要は急速に増加しています。エーディーシーは電子計測機器において高い技術力を持ち、その顧客基盤も安定しています。特に半導体や電子部品分野での精密計測で顧客から高く評価されており、両社の技術の相乗効果が期待できます。
エーディーシーの概要
会社名:株式会社エーディーシー
所在地:埼玉県比企郡滑川町大字都77-1
代表者:社長 持田博史
事業内容:電子計測器、光計測器の開発・製造・販売
エーディーシーは、経済産業省中小企業庁から「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定され、産業技術総合研究所との共同研究で世界初の基準源モジュールの脱着化に成功したことで、革新的な価値を生産現場にもたらしています。
技術革新とその意義
同社が開発した基準源脱着型のデジタルマルチメータは、高精度と校正コストの低減を実現する画期的なもので、電気・電子部品の微細化や高密度化に伴う測定ニーズにも対応しています。このような技術力は、エー・アンド・デイグループにおいても大きな資産となります。
具体的には、共同研究によって確立された基準源脱着方式の計量トレーサビリティー体系によって、品質管理や生産効率の向上が期待されます。これにより、製品の信頼性が一層高まり、顧客のニーズに応える体制が整います。
今後の展望
エー・アンド・デイは、エーディーシーを子会社化することで、既存の計測・計量技術や生産基盤といった資源を活用し、電子計測市場における競争力を一層強化することを目指します。また、両社のシナジー効果により、持続的な成長と企業価値の向上が見込まれます。プロジェクトの進捗や新たな製品の開発についても、今後発表が期待されます。
このようにエー・アンド・デイの連結子会社化は、今後の事業戦略において重要な一歩となるでしょう。
お問い合わせ先:エー・アンド・デイ 経営企画部広報IR課 電話: 03-5391-6124