仙台市長がシリコンバレー訪問
2023-02-07 11:57:36
仙台市長がシリコンバレー訪問、スタートアップ支援の新たなヒントを発見
仙台市長のシリコンバレー訪問
2023年1月20日、仙台市の市長がシリコンバレーを訪れ、スタートアップ支援に関する知見を深める貴重な機会を得ました。訪問中、シリコンバレーでの現地の方々との意見交換を通じて、世界的な社会課題解決を志向するスタートアップの可能性について多くのヒントを得たとコメントしています。
スタンフォード大学での意見交換
シリコンバレー訪問のハイライトの一つが、スタンフォード大学の経営大学院での意見交換です。市長は現役学生の熊平智伸氏と対話し、社会課題への取り組みやグローバルに挑戦する人材育成に関する重要な視点を得ました。熊平氏は、ケニアでの経験を踏まえ、より大きな社会課題に挑む意欲を示し、スタンフォードの環境がスタートアップ人材を育成する上で如何に有効であるかを語りました。
また、スタンフォード大学アジア・米国技術経営研究センターの所長、リチャード・ダッシャー氏の講演も印象的でした。ダッシャー氏は、仙台が大学や企業、若い人材を抱え、シリコンバレーのようなエコシステムを構築できる余地があると強調しました。この言葉に勇気を得た東北のスタートアップ関係者たちは、活発な質問を交わし、意見交換が進みました。
ナイアンティック社の訪問
次に訪れたナイアンティック社では、同社のCPOで仙台市出身の河合敬一氏と意見交換を行いました。河合氏は、Googleやナイアンティックでの経験を元に、震災復興の思いや、グローバル市場での展開についての考えをシェアしました。これにより、スタートアップ支援施策の具体化に向けたアイデアがさらに広がりました。
ジェトロとの意見交換
最後に、ジェトロ・サンフランシスコ事務所で林所長や他の専門家たちとの意見交換で、日本のスタートアップの海外展開に関するアドバイスを受けました。林所長は、東北のスタートアップエコシステムの発展に必要な施策についても具体的な意見を提示しました。これらのインサイトは、仙台市が海外で競争力を持つスタートアップを育成するための重要な指針となるでしょう。
今後の展望
市長は今回の訪問を通じて得られた知見やネットワークを市のスタートアップ支援施策に活かすことを約束しています。仙台・東北から、世界の課題に取り組み、影響力を持つスタートアップを生み出すことを目指し、引き続き支援に力を入れていく意向を示しています。現地での学びに基づき、仙台がグローバルなスタートアップシーンにおいて重要なロールを果たすことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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仙台市
- 住所
- 宮城県仙台市青葉区国分町3丁目7−1
- 電話番号
-
022-214-8275