GLION ARENA KOBEとInfosys Limitedが提携
2023年、神戸の地域振興をサポートするため、GLION ARENA KOBEを運営する株式会社One Bright KOBEは、インドに本社を置くIT企業、Infosys Limitedと「オフィシャルゴールドパートナー」契約を締結しました。この提携により、神戸アリーナの西側エントランスゲートにInfosys GATEの命名権が付与され、アリーナの利用者に新たな価値を提供することが期待されています。
神戸アリーナプロジェクトの概要
この契約の背景には「神戸アリーナプロジェクト」があります。このプロジェクトは、アリーナを基点にしたICTの基盤を構築し、地域の利便性を向上させることを目指しております。その結果、四つの要素が相互に連携する「Smartest Arena」というコンセプトに基づいた次世代型の施設を実現し、神戸の発展に寄与することが狙いです。
Infosys Limitedは、56か国以上のクライアントにデジタルトランスフォーメーションを推進しており、その豊富な経験と知識を持って、GLION ARENA KOBEの運営にも革新をもたらすことでしょう。
地域活性化と持続可能性への取り組み
Infosysとの提携の際に注目されるのは、地域社会と環境への配慮です。同社の技術を活用し、CO2排出量の可視化を推進する「TOTTEI ALL GREEN ACTION」と呼ばれるプロジェクトも推進される予定です。この取り組みにより、地域の持続可能性を強化し、環境に優しい社会づくりに貢献することが期待されています。
新たな利用価値とコミュニティのつながり
新設のInfosys GATEは、神戸ポートタワーを望む好立地に位置し、アリーナの「翼を広げてはばたく姿」を模したV字型のデザインが特徴です。このエリアは、日常的に利用できるFOOD & SHOPエリアに隣接しており、イベント時の賑わいだけでなく、日常の待ち合わせスポットとしても活用されます。
今後、共同でイベントを開催することで、インドコミュニティとのつながりも深めていく方針です。これにより、神戸アリーナが地域にとってさらに重要な位置づけを得ることを期待しています。
最新情報の配信
今後のイベントやプロジェクトについての詳細は、公式アプリやSNSを通じて随時発表される予定です。特に、地域の企業や団体との協業を積極的に推進し、新たな価値創造に向けた取り組みが進められます。
このたびの提携により、GLION ARENA KOBEは単なるイベント会場ではなく、地域活性化の新たな拠点としての役割を果たすことが期待されています。