大阪での留学生就活
2025-01-15 11:55:27

大阪で初の留学生向け合同企業説明会が盛況に開催されました

注目のイベント:合同企業説明会



留学生の就職支援が新たなステージを迎えました。2025年1月、大阪にて『Joint Job Fair for English-Track Students』が開催され、全国から200名以上の留学生が集まりました。このイベントは、留学生の就職支援サービス『Career Bird』の主導により、関西大学梅田キャンパスとオンラインの両方で行われました。特に、日本語能力が向上しない中での就職活動という新たな課題に焦点を当てています。

日本語力向上の難しさ



近年、特に国が推進する「スーパーグローバル大学創成支援事業」により、英語で授業を受けられる大学のコースが増加しています。この影響で、日本語力が不足する留学生が増えており、就職活動への影響も顕著です。彼らはイングリッシュ・トラック学生と呼ばれ、語学力に悩む一方で、高度な専門知識を持つスキル人材でもあります。しかし、日本での就職のチャンスが限られているため、企業とのマッチングが必要です。

高スキルの留学生が就職に挑む



調査によると、イングリッシュ・トラック学生の多くが理系分野の学位を持つにもかかわらず、90%が就職活動において困難を感じています。今回のイベントでは、エンジニアや理系人材を求める企業が多く参加し、留学生との関係構築が進められました。

参加企業の多様なプレゼンテーション



イベントにはシュナイダーエレクトリック、トヨタバッテリー、テュフ ラインランド ジャパンなどの企業が参加し、参加者はそれぞれの企業から具体的な採用情報を得ることができました。企業の人事担当者から直接話を聞くことができ、エントリーシートを提出する貴重な機会となりました。多くの留学生がオンラインでもリアルタイムでプレゼンを視聴し、興味がある企業へのアプローチを試みました。

モデレーターの存在が助けに



イベントでは、国際学生キャリアアドバイザーである飯田様がモデレーターとして参加し、留学生が本音で質問できるよう架け橋となってくれました。学生の声を代弁し、企業側にとっても貴重なフィードバックが得られ、会場内は活気に満ちていました。参加者からは、企業に対する理解を深めたとの意見が多数寄せられ、非常に満足度の高いイベントとなりました。

今後の展望



今回のイベントの成果は、参加した留学生にとって新しいキャリアの第一歩となるとともに、日本の企業がグローバル人材を獲得するための重要なステップでもあります。留学生たちが日本での就職活動で直面する課題を解決するためには、今後より多くの企業と大学が協力していく必要があります。

まとめ



今後もこのような機会を増やし、留学生のキャリア形成を支援していく必要があります。『Career Bird』は日本経済の活性化に向け、引き続き留学生と企業を繋ぐプラットフォームとして活動していくことでしょう。イベントを通じても、国際的な視点からのキャリア支援がいかに根付いていくか見届けたいものです。


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会社名
MOVIN株式会社
住所
東京都中央区日本橋2丁目1-17丹生ビル2階
電話番号
03-4400-5601

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