中古オフィス家具市場の最新動向
株式会社オフィスバスターズが発表した2026年3月度の『中古オフィス家具指数』は、現在の市場状況や企業のニーズを反映した重要な指標となっています。3月は、例年に引き続きオフィス需要が最も活発化する時期であり、特に中古オフィス家具の市場は前年同月比で販売数と単価ともに上昇しました。また、ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を意識した新たなオフィス環境へのシフトが進行しています。
マーケットの主要なポイント
オフィスバスターズの調査によると、3月の主要5区の空室率は2.22%に達し、賃料も333円上昇しました。求人倍率は1.19倍、失業率は2.6%といった具合に、雇用環境は好転しているものの、企業の移転判断には相変わらずの慎重さが残っています。
特に目を引くのが、従来型のオフィス家具への需要が減少し、ABWを意識した設計が主流になっている点です。具体的には、個別のブースや簡易な打合せスペースを取り入れたオフィス環境が求められており、この傾向は全体の需要に強く影響を与えています。
主要商品カテゴリの動向
同社の調査によれば、個々のアイテムごとの需要の変化も明確になっています。特に目立った動きを見せたのは以下の通りです:
- - チェア:売上が762円上昇し、定番およびその他の色も人気が高まっています。年度末や新年度の準備での需要が増々強まっています。
- - デスク:特にフリーアドレスデスクの需要が伸び、価格も昨月から1,336円上昇しました。ABWを意識したオフィスにはうってつけのアイテムと言えます。
- - ロッカー:利用者からの需要も安定しており、価格は昨月比で3,678円の上昇です。多人数向けロッカーが人気です。
- - 書庫:需要が引き続き減少しており、フリーアドレスの進展がその要因とされています。
- - テーブル:会議用やスタッキングテーブルが好調で、ABWを意識した打合せスペースづくりが人気を集めています。
3月の総括
2026年の3月は、オフィス家具市場が全体的に活発化した時期です。特にABWを意識したレイアウトへのニーズが高まっていることから、従来のオフィス感覚を超えた新しいオフィス家具の需要が増加しています。企業が求めるニーズに応じて、柔軟な対応が必要不可欠な状況を迎えています。資材や製造コストの影響も考慮され、中古家具の優位性がより一層注目されるでしょう。
4月の展望
さらに、4月に入ると、新体制の運用開始に伴う追加需要が期待されます。特にABWを考慮したレイアウトが進む中、フリーアドレスデスクやロッカー、テーブルの需要は引き続き好調と予想されます。市場動向には引き続き注視が必要です。今後もオフィスバスターズは、オフィス家具市場の動向を追い続け、企業のニーズに適応した商品を提供していく所存です。