大阪芸術大学短期大学部 デザイン美術学科の教員が築いたクリエイティブ集団「立平面社」が、2024年8月7日から10月14日の期間に、京都dddギャラリーで企画展「手と脳のあそびの不思議」を開催します。
この企画展は、地方のグラフィックデザインとその多様な造形に目を向け、地域内のデザイナーを紹介することを目的としています。特に、立平面社は6名のメンバーで構成され、広島に拠点を置きながら地域から世界へ発信するアートとデザインを融合したクリエイティブ集団です。彼らの作品はデザインワークや立体作品、アートサイエンス作品など多岐に渡り、見応えのある内容となっています。
企画展の詳細
代表的な作品の一部には、松井桂三先生による錯視作品や、吉本加織先生の「paper cocktail」、木村幸司先生の「BLUR as physical phenomena」が含まれています。これらは全て本企画展のために制作されたもので、訪れた人々に新しい視覚体験を提供します。
立平面社のメンバー
- - 松井 桂三先生: 大阪芸術大学短期大学部のデザイン美術学科を統括する教授であり、1984年から松井桂三有限会社を経営。数多くのブランドや美術館のデザインを手がけ、国際的に評価されています。
- - 吉本 加織先生: 大阪芸術大学短期大学部の専任講師として活躍するグラフィックデザイナー。ブランド構築やポスターデザインなど、幅広い領域で実績があります。
- - 木村 幸司先生: 特任教授であり、デザインとテクノロジーを融合したコンテンツを提供。彼の作品は体験を重視しており、視覚だけでなく聴覚や味覚にも訴えるものです。
- - その他、グラフィックデザイナーの広本理絵氏や柚木陽子氏もメンバーに名を連ねており、それぞれ独自のスタイルで作品を展開しています。
オープニングイベント
本企画展のオープニングイベントとして、トークイベントとパーティが同日開催されます。参加は無料ですが、先着30名となっているため要予約です。日付は2024年8月7日(水)に行われます。トークイベントは16時30分から、オープニングパーティは18時から開始されます。
展覧会概要
- - 主催: 公益財団法人DNP文化振興財団
- - 開催期間: 2024年8月7日(水)~10月14日(月・祝)
- - 開館時間: 火曜日から金曜日は11:00~19:00、土日祝は18:00まで。
- - 休館日: 月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日です)。
- - 入場料: 無料。
- - 会場: 京都dddギャラリー
この展覧会は地域密着型のアートとデザインの二つの側面を持つ、非常に興味深い企画です。新たなアート体験ができるチャンスをお見逃しなく!