営業職の身体不調が見える化
Well Body株式会社が実施した調査によると、日本のビジネスパーソンのやる気と体調は一切無関係とは言えない現実が浮かび上がってきました。特に営業職は、他の職種と比べて多くの身体的な不調を抱えていることが明らかになりました。
この調査は、全国の152名のビジネスパーソンを対象に、肉体疲労と職場のコンディションについての実態を探るために行われました。結果として、全体の84.2%が何らかの不調を抱えており、特に営業や顧客対応の職種がワースト1位を獲得しました。
営業職の実態
営業職の回答者の中で、身体の「限界突破」という評価を受けた人は20%に達しました。これは全体平均の約2倍にあたります。さらに、営業職は1日の中で集中力を失う時間が平均55.5分という数値を示し、これは他の職種に比べて最も長い時間です。この集中力の欠如は年間で222時間、年収500万円の基準で見ると約79万円の生産性の損失に相当します。
代表取締役で理学療法士の水野純一氏は、営業職が抱える身体的な負荷の理由をこう説明します。「営業職はデスクワークとは異なり、特有の身体的負担があります。外出先での商談や立ち仕事、さらには重たいビジネスバッグを持ち歩くことが多いです。その上、商談中は緊張状態が続き、交感神経が優位に働きます。」
このような状況において、「気合」で乗り越えようとする文化が根強く、身体の不調を無視するケースが多く見受けられることが、調査結果に反映されています。
全体的な健康状態の悪化
調査参加者全体では、84.2%が何らかの身体的不調を訴えており、そのうち約半数が「常に肩や腰に違和感がある」と報告しています。このような深刻な状態にありながら、ビジネスパーソンは満足な環境で仕事をできていないことが示唆されています。
サビつき度の分布を見てみると、0〜20点に該当する人はわずか1名(0.7%)、21〜40点の人も15.1%であり、全体としてが依然として深刻な状況にあることが分かります。特に、61〜80点(かなり辛い)が40.8%と高く、これは職場の健康状態が今後のビジネスパフォーマンスに悪影響を与える可能性があることを示しています。
今後の取り組み
このような背景を踏まえ、Well Bodyは「Offi-Stretch®」という出張型フィジカルケアを展開しています。これは専門家が企業へ訪問し、オフィス内で従業員の身体をケアするサービスです。科学的根拠に基づいたアプローチにより、身体の問題を未然に防ぎ従業員のパフォーマンスを向上させることを目指しています。
企業からは、導入によって離職率の低下や従業員のエンゲージメント向上が実感されるなど、好評を得ています。
結論
体調管理は今後のビジネスにおいても重要なテーマであり、特に営業職のように身体的負荷が高い職種では、定期的なケアが不可欠でしょう。Well Bodyの調査結果を参考に、これからの働き方を見直すことが求められています。詳細な調査結果については、
こちらから確認できます。