AIで業務効率化
2024-11-19 11:29:59

ディアイスクエア、AIでコールセンターの生産性を向上させる新サービスを発表

ディアイスクエア、新たなAIサービスでコールセンター業務を支援



株式会社ディアイスクエアは、コールセンター業務の効率化を図る新サービス「EasyAnswer JINN/RAG-Opt」を発表しました。この新しいサービスは、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)のAI技術、特にIBM watsonx.aiを活用しており、オペレーターの応対業務をサポートすることを目的としています。2024年11月19日からサービス提供が開始される予定です。

コールセンター業務の現状


コールセンターは企業の重要な顧客接点であり、オペレーターの応対はその企業のイメージ形成に直結します。しかし、昨今の労働市場の状況、特に人材の不足や賃上げに伴い、オペレーターの採用や育成、定着が困難になっています。この結果、適切な応対を行うまでに時間がかかり、回答の一貫性が欠如するなどの課題が生じています。

新サービスの特徴


「EasyAnswer JINN/RAG-Opt」では、過去の応対履歴や自社のデータを組み合わせることで、オペレーターの質問に対し、瞬時に適切な回答候補を提供します。これにより、業務の効率が大幅に向上し、オペレーターの対応時間も短縮されます。また、AIによる回答の品質向上が期待されるため、経験のあるオペレーターが持つノウハウも他のメンバーに共有されやすくなります。

イノベーションの裏付け


ディアイスクエアは、サービス開発の過程で複数の大規模言語モデルを検証した結果、IBMのGranite日本語版が特に日本語の回答精度で優れていると判断しました。この技術を駆使することで、ビジネスの現場での実用性を高めています。

サービスの展望


今後、ディアイスクエアは、大手企業向けに「EasyAnswer JINN/RAG-Opt」を提案していく予定で、コールセンター運営者のニーズに応じて柔軟にカスタマイズ提供を行う体制を整えています。また、IBMと協力し、AIを活用したデジタル変革の推進に努めていく考えです。これにより、企業が抱える業務の課題解決に向けた一層の支援を目指します。

まとめ


「EasyAnswer JINN/RAG-Opt」は、厳しいコールセンター業界においてオペレーターの業務効率を大きく改善する可能性を秘めた革新的なサービスです。ディアイスクエアは、今後も技術革新に追随しつつ、より良いサービスを提供し続けることで、クライアントの期待に応えていきます。技術の進歩に伴い、企業の競争力を高めるための支援を引き続き行っていく所存です。


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会社情報

会社名
日本アイ・ビー・エム株式会社
住所
東京都港区虎ノ門二丁目6番1号 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
電話番号
03-6667-1111

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