幼稚園教育のICT化を進化させる「園支援システム」
近年、幼稚園や保育園での業務を効率化するために進化を続けているのが「園支援システム」です。このクラウドサービスは、2010年にリリースされたバスロケーションシステム「バスキャッチサービス」の幼稚園向けの特化版で、年々その導入が広がっています。
導入実績の背景
「園支援システム」は、保護者からの高まる期待に応える形で、これまでに1,200以上の施設へ導入されています。リリース当初は東海圏のみに提供されていましたが、保護者世代のスマートフォン普及に伴い、多機能化・省力化が進みました。特に、幼児教育・保育の無償化がスタートした2019年10月以降、事務作業の増加が問題視され、ますますこのシステムへの関心が高まっています。
システムの機能
「園支援システム」は、業務に役立つ多彩な機能を備えており、以下のような機能を提供しています。
- - 園児情報の一元管理:園児の基本情報を統合的に管理。
- - 保育計画・指導要録の作成:必要な書類を効率良く作成可能。
- - メール配信・施設からのお便り配信:保護者とのコミュニケーションを円滑に。
- - 欠席連絡・預かり保育申込:保護者からの迅速な連絡を促進。
- - バスキャッチ機能:園バスの運行情報をリアルタイムで確認できます。
- - 保育料計算機能:複雑な保育料計算を自動化。
これにより、教職員の業務負担を大幅に軽減し、保育の質を向上させることが可能となっています。
今後の展望
VISH株式会社は、さらなるサービス向上を目指し、2023年度も新機能の開発を計画しています。特に、幼児教育・保育の無償化に関連する書類出力機能や連絡帳機能の追加が期待されています。
会社情報
VISH株式会社は愛知県名古屋市に本社を構え、幼児教育業界に特化したICTサービスの提供を行っています。代表取締役の太田信夫氏が率いるこの会社は、今後も教育現場のニーズに応えるべく不断の努力を続けていくでしょう。
詳しい情報は、
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