相鉄バスの新たな取り組み
相鉄グループの相鉄バス株式会社は、2025年11月10日から環境にやさしい国産EVバスの運行を開始することを発表しました。この取り組みは、相鉄グループが掲げる環境方針および環境ビジョンに基づき、持続可能で安全・安心な社会の実現を目指しています。国産のEVバスが導入されることで、CO₂排出量の削減と脱炭素社会の実現に貢献することを目的としています。
EVバスのデザインと仕様
導入されるEVバスは、特徴的な外観デザインが施されています。電気をイメージしたロゴを取り入れ、相模鉄道の車両に使われているヨコハマネイビーブルーを基にした色合いが目を引きます。車内はフルフラットフロアが採用されており、乗客がスムーズに移動できるよう設計されています。この設計により、より安全で快適な空間が実現されています。
さらに、モーター駆動による静かな走行は、乗車するお客様や沿線地域の方々に優しい乗り物となっています。新たに導入されるEVバスは、今後の相鉄グループのイメージアップにもつながることでしょう。
環境への配慮
このEVバス導入は、相鉄グループが掲げる環境方針に反映されており、事業活動に伴う環境負荷の低減を進めています。特に、2026年度には乗合自動車業が創業から100年を迎えることを考慮し、EVバス以外の車両も新たなカラーに更新する計画があります。これにより、さらなる統一感の醸成と共に、相鉄グループのブランドイメージ向上が期待されます。
EVバスの導入概要
- - 運行開始日: 2025年11月10日(月)
- - 目的: CO₂の排出を削減し、脱炭素社会の実現を目指します。
- - 営業所: 相鉄バス旭営業所
- - 導入車両数: 3両
- - 主要諸元: いすゞ自動車製のERGA EV(エルガ イーブイ)。
- 車両全長: 10,545mm
- 車両全幅: 2,485mm
- 乗車定員: 70人
- 総電力量: 245.3kWh
- 床仕様: フルフラットフロア(フルノンステップ)
- - その他: EVバスの運行開始にあたり、旭営業所には充電設備も設置される予定です。
最後に
相鉄バスは今後も、環境への配慮を優先しながら持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進していく意向を示しています。このEVバスの運行開始により、多くの人々が環境に優しい交通手段を利用することが期待されます。相鉄バスの今後の展開にご注目ください。