クロちゃん、恋愛小説家デビュー記念会見!
お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんが、3月19日に初の恋愛小説『クロ恋。』を発売し、そのデビューを祝う記者会見を3月23日に開催しました。会見では、自ら司会を務める紺野ぶるまが、各短編小説の魅力を引き出す形で、クロちゃんの新たな挑戦を観客に伝えました。書籍には「恋愛博士の異常な愛情」「揺れる」「地球最期の日」「Lv.17の勇者」の4編が収められています。
クロちゃんの小説への情熱
クロちゃんは「恋愛博士の異常な愛情」について、「大学生がキャバクラにハマる過程を描いた物語。その主人公にとって恋愛は実験で、成功・失敗を計算しながら進む」と説明しました。自身の体験を基に、ノンフィクションとフィクションを絶妙に組み合わせているため、読者に共感を与えつつ、同時に楽しめる内容に仕上がっていると強調しました。
エンターテイメントとしての存在意義を見出し、「キャバクラに行かない世代にもこの文化を伝えたい」と語るクロちゃんの姿勢は、彼自身の実験好きな本性を反映しています。さらに、紺野ぶるまからの「これってどこまでが実話?」という鋭い質問には、「70%ぐらいがノンフィクション」と答え、実体験をもとにした深い内容が含まれていることを示しました。
短編小説を通じた新たなメッセージ
「揺れる」については、2人の仲が女子を巡って動きが変わっていく様子を描き、驚きの結末を用意しています。「地球最期の日」は、女性主人公の心情に光を当てており、従来の設定を反転させたところがユニークです。また、「Lv.17の勇者」は、ドラクエの世界に入り込みたい主人公の物語で、クロちゃん自身の子供時代の夢が反映されています。
サプライズゲスト登場
さらに、会見の中では親友である高橋みなみがサプライズで登場し、会場の雰囲気を一層盛り上げました。「こんなにめちゃくちゃな振り方をした人の恋愛小説を読む人はいるか?」と愛のあるイジリを披露。クロちゃんとの掛け合いは、会見を一層愉快なものにしていました。彼女が推した短編への感想も交えながら、クロちゃんとの関係性の深さを示しました。
高橋が「どの作品がクロちゃんの失恋に基づいているのか」と問われると、最終的には「恋愛博士の異常な愛情」と選択。同時に、クロちゃんの実験的な恋愛観にも言及しました。
書誌情報と発売について
『クロ恋。』は2025年3月19日に双葉社から発売され、価格は税込1,760円です。この作品はクロちゃんが恋愛や人間関係についてどのように考え、表現したかを知るための大変貴重な一冊であり、「恋愛」と「実験」という彼の独特な視点が融合した内容となっています。興味のある方は是非手に取ってみてはいかがでしょうか。
本書のISBNは9784575248081、詳細は
双葉社の公式ウェブサイトで確認できます。