株式会社メタボリックは、2024年7月から国内最大のシェアサイクルプラットフォームである「HELLO CYCLING」に電動アシスト自転車200台を新たに追加導入すると発表しました。この取り組みは、通勤や通学、買い物など日常生活における移動の手段をより健康的に、そして便利にすることを目的としています。
OpenStreet株式会社が運営する「HELLO CYCLING」は、利用者が好きな場所で自転車を借り、返却できる便利なシェアリングサービスです。現在、6種類の電動アシスト自転車と特定小型原動機付自転車に分類される電動サイクルを提供しており、約350万人がこのサービスを利用しています。全国に約8,500のステーションを持ち、車両の数はおよそ3万5,000台に達しています。
メタボリックは1991年に設立された健康食品メーカーであり、「新陳代謝にこだわり、全ての人の美と健康を応援」とする企業理念のもと、健康に配慮した商品を数多く開発・販売してきました。近年、同社は「省エネ・環境対策」に取り組み、健康的で環境に優しい移動手段を提供するシェアサイクル事業に参入しました。
これまで、メタボリックは首都圏のシェアサイクルステーションを中心に500台の電動アシスト自転車を導入していましたが、今回はその数を増やし、さらに200台を追加投入します。この取り組みにより、多くのユーザーが自転車を利用する機会が増え、健康増進に寄与すると期待されています。さらに、この電動アシスト自転車はCO2排出を行わず、持続可能な社会の実現にも貢献するものとなります。
「HELLO CYCLING」を利用するには、スマートフォンアプリをダウンロードする必要があります。アプリを通じて会員登録を行い、簡単に自転車の予約や決済が可能です。全国約8,500のステーションで、好みの場所で自転車を借りて返却することができます。
利用料金については、電動アシスト自転車が30分130円、延長は15分ごとに100円、12時間は1,800円と設定されています。電動サイクルは15分200円、12時間は4,000円です。利用金額は車両やエリアによって変動する可能性があるため、事前の確認が推奨されています。
メタボリックとOpenStreetは、今後も電動アシスト自転車のシェアサイクルサービスを拡大し、持続可能な地域社会の実現に貢献していきます。健康的で便利な移動手段がさらに増えることで、地域の人々の生活が豊かになることを心から願っています。