モスフードサービスとNew InnovationsがAI活用で店舗革新を目指す
株式会社モスフードサービス(代表取締役社長:中村 栄輔)は、2025年12月を目標に、次世代型店舗の開発を進めるため、株式会社New Innovations(代表取締役:中尾 渓人、山田 奨)とのパートナーシップを締結しました。この協力により、国内約1,300店舗の運営を効率化し、ホスピタリティの向上を図ることが目的です。
パートナーシップの背景
モスフードサービスは、「おいしさ、安全、健康」をモットーとし、アフターオーダーの姿勢や日本食文化を大切にした商品開発を行ってきました。また、サービス面でも「真心と笑顔のサービス」を重視し、食を通じて人々の幸せを追求してきました。この使命を実現するために、AI技術を導入した店舗モデルの開発が不可欠となってきたのです。
期待される成果
この新たな取り組みでは、AIやロボティクス技術を用いて、接客や厨房の効率化を目指しています。具体的には、以下のような領域において研究開発や店舗導入が進められます。
- - AIドライブスルー: 自動化されたドライブスルーによる効率的な注文処理
- - 接客の生産性向上: 顧客価値を高めつつ、サービスの効率化を実現
- - 厨房の機械化・効率化: 作業負担の軽減とともに、安定した品質の提供を目指す
これにより、顧客満足度の向上はもちろん、従業員の働きやすさ向上にも寄与することが期待されています。
New Innovations との連携
New Innovationsは「人類を前に進め、人々を幸せにする」を理念にOMOm(オンラインとオフラインの融合)事業を展開しています。コンサルティングから事業展開までを一貫して支援し、AIやクラウド技術を駆使したソリューションを提供しています。同社の自社プロダクトには、スマートコーヒースタンド「root C」があります。さらに、2024年には全自動かき氷調理ロボット「Kakigori Maker」、2025年にはハンバーガーの全自動調理ロボット「Burger Cooker」をリリース予定です。
今後の展望
両社の協力によって、これまでの伝統的な店舗運営から脱却し、デジタル時代に即した先進的な店舗モデルの構築を目指しています。AI技術を駆使することで、効率性と収益性を向上させるだけでなく、顧客と従業員の双方が満足できる環境を作り出すことを目指しています。
モスフードサービスは、今後も時代のニーズに応えながら、新しい食文化の創造に貢献していくことでしょう。