国内外のサンゴ礁を守る!ピー・エス・インターナショナルの新たな挑戦

ピー・エス・インターナショナルの新たな挑戦

株式会社ピー・エス・インターナショナル（以下、PSI）は、環境保全への取り組みをさらに強化するため、沖縄科学技術大学院大学（OIST）の「OIST サンゴプロジェクト」に加盟することを発表しました。2024年9月からスペシャルパートナーとして、世界中のサンゴ礁の保全活動を支援します。このプロジェクトは、単なる環境保護に留まらず、持続可能な未来への道筋を示す重要な試みです。

サンゴに対する理解を深めるプロジェクト

OISTの「サンゴプロジェクト」は、ゲノム情報を活用してサンゴの生態を理解し、長期的な視点でサンゴ植え付けを行い、健全なサンゴ礁の保全と再生を目指します。具体的には、海水の中に存在するeDNA（環境DNA）を検出し、それを元に生息するサンゴの種類や分布を調べる手法を開発しています。これにより、国や地域ごとの生物多様性の理解が進み、さらなる保全活動に繋げられます。

エシカミーが支える「OIST サンゴプロジェクト」

PSIの運営するECサイト「エシカミー」では、環境に優しい商品を扱い、購入によって社会貢献をする仕組みが導入されています。商品のラベルに「プラスチックフリー」「オーガニック」「ヴィーガン」といったアイコンが付与されており、これらのアイコンが1個購入ごとに「エシカミー貯金箱」にポイントとして貯まります。年間を通じて貯まったポイントは「1ポイント＝1円」としてOISTプロジェクトに寄付され、目標は毎年数十本のサンゴを植え付けることです。

2024年9月時点で、すでに209,235円が集まり、これを通じて約50本のサンゴが植え付けられる見込みです。サンゴの植え付けには約5,000円が必要であるため、この支援がどれほど重要であるかがわかります。

OISTとは

沖縄科学技術大学院大学（OIST）は、分野を越えた研究を推進し、新たな科学的知見を生み出す先駆的な大学院機関です。国境を越えた研究者が集まり、沖縄を拠点に最先端の科学を探求しています。OISTが進めるサンゴプロジェクトは、環境保全だけでなく、新たな科学的アプローチも模索しており、未来の研究に多くの可能性を広げています。

企業の役割とサステナビリティ

PSIは1988年の創業以来、美容と健康に特化した製品やサービスを提供してきました。近年では、環境への配慮から、サステナブルな商品ラインを拡大し、2019年からは「Ethique」というビューティーブランドの販売を開始しました。「エシカミー」では、日常的なアイテムを通じて、環境に優しいライフスタイルを提案し、プラスチック削減やオーガニック商品の普及に取り組んでいます。

これらの取り組みは、企業の社会的責任を果たすだけでなく、消費者にとっても環境への意識を高めるきっかけになっています。地球環境を守るために、私たち一人ひとりができることは何か、PSIの行動を通じて考えていきたいところです。