全国展開を目指す「ゴミ拾い侍」がクラウドファンディングを開始！

ゴミ拾い侍の新たな挑戦

「ゴミ拾い侍」とは、エンターテイメント性豊かなゴミ拾い活動を行う集団です。彼らは侍のコスチュームを身にまとい、トングを刀のようにし、殺陣をしながら街中のゴミを拾います。この独自のスタイルは、単なる清掃活動に留まらず、多くの人々に楽しさを提供し、環境問題にも意識を育む活動となっています。

活動の人気と広がり

ゴミ拾い侍の活動は特に若者からの支持を得ています。毎週水曜日と日曜日の10時から16時、その中心地となる豊島区池袋や下北沢で、エンターテイメント要素を交えたゴミ拾いが行われています。また、ライブ配信で、リアルタイムのやりとりと共に、視聴者が参加することで、より身近に感じられる体験が提供されています。外国人観光客からは「ジャパニーズ侍」という声もいただくほど、彼らの活動が注目されています。

クラウドファンディングの立ち上げ

そんな中、ゴミ拾い侍はクラウドファンディングを開始しました。目的は、活動拠点を日本全国に広げ、多くの人にゴミ拾い侍として参加してもらうことです。彼らは「日本全国1724市町村ゴミ拾い侍藩計画」と名付け、この計画により全国各地に活動の輪を広げることを目指しています。946の市町村が存在する日本で、この活動によってさらに多くの人を巻き込むことを希望しています。

地域の美化と環境意識向上

現在、ゴミ拾い侍は「としま”まちキレイ”推進大使」や「環境省Re-styleサポーター」など、地域の環境美化意識を高める活動にも力を入れています。しかし、彼らのほとんどはアルバイトとの両立を強いられ、資金や人手の不足が課題となっています。多くの応援の声に応えるために、さらなる支援が必要です。

使途とリターン

クラウドファンディングは、活動に必要な経費として「交通費・ゴミ処理代・ライブ配信機材」などに充てられる予定です。支援者には、特別なリターンを用意しています。例えば、名前の掲載やゴミ拾い参加、さらにはキャッチフレーズやSNSでの発信権など、サポートを通じて仲間としての証を持つことができます。

子どもたちの憧れに

最終的に、ゴミ拾い侍という職業が子どもたちの憧れの存在に育つことを期待しています。「ゴミ拾いはカッコいい」「ポイ捨てはカッコ悪い」といったメッセージを広めることこそが、この活動の目的でもあります。楽しく、かっこいいパフォーマンスを通じて、地域の美化と環境保護への意識を多くの人に広げていきたいという想いが込められています。