パーソルキャリアの新たな一歩
2023年8月5日、パーソルキャリア株式会社は、ミッション「人々に『はたらく』を自分のものにする力を」推進の一環として、中期経営指針「Career SBU 2026」の活動報告を公開しました。この活動報告は初年度の成果をまとめたもので、この期間にどのような取り組みが行われたのかを具体的に示しています。
SEASONAL MISSIONとコミットメント
「Career SBU 2026」では「多様なキャリアを一緒につくる」をテーマに掲げ、個人・法人の顧客、そして社内向けの三つのコミットメントが設定されています。この取り組みは、パーソルキャリアとしての役割を重視し、さらなる顧客体験向上を目指します。
代表からのメッセージ
活動報告では、代表取締役社長の瀬野尾裕が策定の背景や初年度の成果について言及。この初年度は、特に生成AIの活用が強調され、技術革新を通じて職業選択の幅を広げる意義が説明されています。パーソルキャリアは、新たなサービスを通じて「はたらく」可能性を探求する姿勢を持ち続けています。
コミットメントごとの具体的施策
2023年度の取り組みはそれぞれのコミットメントに基づいており、以下のような施策が実施されました:
- - 個人のお客様向けの施策:転職支援サービスを拡充し、個々のニーズに応じたキャリアアドバイスを提供。
- - 法人のお客様向けの施策:採用支援を強化し、企業と求職者のマッチング効率を向上させるサービスを展開。
- - 社内向けの施策:社員のキャリア形成を支援するためのプログラムを展開、キャリアオーナーシップが培われる環境を提供。
キャリアオーナーシップの定義
パーソルキャリアが掲げる「キャリアオーナーシップ」は、各人が主体的に自らのキャリアに取り組む姿勢を指します。現代社会では、キャリアは人生の一部として位置づけられており、個々が自らの人生をどう歩んでいくかを考えることが求められます。このオーナーシップは、自己の能力を理解し、選択を行い、経験を積むことで徐々に形成されていきます。
COIでの可視化
同社は、キャリアオーナーシップをCOI(Career Ownership Indicator)という指標を使って測定する試みも行っています。この指標を用いることで、社会全体におけるキャリアオーナーシップの具現化を図っており、その結果を基に今後の事業展開に活かすことを目指しています。
2024年度への展望
パーソルキャリアでは、2024年度以降も、はたらく可能性を広げるための新しいサービスの開発に取り組む意向を示しています。そして、多様なパートナーと協力して、より多彩なキャリアの形を創出することを目指します。
このように、パーソルキャリアは『はたらく』の価値を再定義し、人々にとっての多様な選択肢を提供するための取り組みを進めています。積極的な施策が将来どのような影響をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。