住みたい街ランキング
2025-02-10 13:19:09

2025年の住みたい街ランキングに見るシングル層の都心回帰トレンド

2025年の住みたい街ランキング発表



不動産情報サービス「LIFULL HOME'S」が発表した「2025年 LIFULL HOME'S みんなが探した!住みたい街ランキング(首都圏版・シングル編)」によると、東京都心への回帰がシングル層の間で顕著に見られます。このランキングは、実際にLIFULL HOME'Sに掲載された賃貸物件への問い合わせ数をもとに集計されており、実際の住まい探しの動向を反映した結果となっています。

シングル層のトップ10



1位に輝いたのは「北千住」で、2位は「川崎」、そして3位にはかつて4年連続で1位となった「池袋」が入りました。北千住は多くの交通手段が利用でき、都心へのアクセスも非常に良いため、賃貸需要が高いことが浮き彫りになります。さらに、学生の町としても知られ、商店や飲食店も併設されているため、生活利便性も高いエリアです。

都心回帰の背景



シングルタイプの賃貸物件を希望する人々は、賃料がやや高くても便利さや生活の質を優先する傾向にあります。今回のランキングに名を連ねる駅は、どれも交通の便が良く、生活に必要な施設が揃った地域ばかりです。特にトップ10の9駅は東京都内に位置し、コロナ禍を経て、再び都心へ集中する流れが強まっていると考えられます。

急上昇中のエリア



さらに、「2025年 LIFULL HOME'S みんなが探した!借りて住みたい街 急上昇ランキング」では、「日暮里」が堂々の1位を獲得しました。この駅周辺の賃貸物件への問い合わせは、40㎡未満が大半で、主に単身者からの関心を集めています。

2位の「駒込」も利便性の高いJR山手線の駅であり、都心の喧騒から少し離れた静かな環境が魅力です。そして3位は「月島」となり、交通手段の多様性からも支持を得ています。これらのエリアは、落ち着いた住宅地でありながら都心にアクセス可能な立地条件が評価されています。

成長する城東エリア



急上昇ランキングで多く名を連ねるのは「城東エリア」の駅で、賃料水準が比較的安いにも関わらず利便性が高いことから、今後の需要が見込まれます。特に「森下」「菊川」「両国」「住吉」「清澄白河」といった駅は、賃貸物件の需要が高まり続けています。

調査情報



この調査は2024年1月から11月までの間に集計され、LIFULL HOME'Sに掲載された40㎡未満の賃貸物件への問い合わせ数を元にしています。調査エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に及び、住宅市場の動向を理解するのに役立つデータが提供されています。

私たちの住む環境は変化し続けていますが、今回のランキングから見えるシングル層の価値観やニーズが如何に変わってきているのかを理解することで、今後の住まい探しや投資の参考になるでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社LIFULL
住所
東京都千代田区麹町1-4-4
電話番号
03-6774-1600

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