マイステイズ・ホテル・マネジメントとフェニックスリゾートの提携
2025年の6月から、マイステイズ・ホテル・マネジメント(以下、マイステイズ)とフェニックスリゾート株式会社(以下、フェニックスリゾート)が運営する宿泊施設の運営に関する業務委託契約が締結されることが発表されました。これにより、フェニックスリゾートが管理する「ラグゼ 一ツ葉」と「コテージ・ヒムカ」が新たにマイステイズの手がける宿泊施設として生まれ変わります。
新宿泊施設の魅力
ラグゼ 一ツ葉
新たに「シーガイア・フォレスト・コンドミニアム」として名を改める「ラグゼ 一ツ葉」は、ビーチにアクセスしやすく、家族や友人とともにリラックスできるコンドミニアムタイプの宿泊施設です。すべての142室にはキッチンやダイニングが完備されており、食材や飲料の持ち込みも可能です。これにより、長期滞在や合宿にも最適な環境が整備されています。
コテージ・ヒムカ
「シーガイア・フォレスト・コテージ」として再ブランドされる「コテージ・ヒムカ」は、松林に囲まれたプライベート感あふれる一戸建てのコテージが72室、14棟あります。各室にはキッチンが備えられ、食材や飲料の持ち込みも可能です。ペット同伴で宿泊できる部屋も用意されているため、家族の一員であるペットと共に滞在を楽しむことができます。また、夏にはガーデンプールでの遊泳や、バーベキューなどの楽しみも広がります。
新たな協業による展望
マイステイズは、全国に177棟、23,964室のホテルを運営する大手企業として、その運営経験やノウハウを活かし、宮崎県の観光振興を図ります。特にフェニックスリゾートの歴史あるリゾート施設との提携は、地域の収益最大化を目指す上でも大きな意味を持ちます。
更に、マイステイズ・ホテル・マネジメントは、宿泊特化型やフルサービスのリゾートホテル、温泉宿泊施設など多様な業態を展開し、それぞれの顧客のニーズに応えていることから、新しく加わる「シーガイア・フォレスト・コンドミニアム」と「シーガイア・フォレスト・コテージ」においても期待が高まります。顧客一人ひとりのニーズを考慮したあらたな滞在体験を創出することで、リピーターの獲得や地域の魅力を高めることが狙いとされています。
地域貢献の一環
本社が東京にあるマイステイズですが、宮崎県宮崎市という立地は魅力的な観光地であるため、宿泊業界の活性化にも貢献することが期待されます。フェニックスリゾートが誇る美しい自然や食文化にアクセスしやすい立地を活用し、より多くの観光客を引き寄せる力を持つでしょう。
これからの展開に目が離せません。新たな宿泊体験を提供するこれらの施設が、宮崎の観光業にどのような変革をもたらすのか、期待が高まるところです。