自動車業界の資金繰りをサポート！DGが「carsスマートカード決済」提供開始

自動車業界の資金繰り改善を支援！DGが「carsスマートカード決済」提供開始

株式会社デジタルガレージ（DG）は、自動車業界向けマーケティングサービス「cars MANAGER」を提供するcars株式会社と連携し、自動車業界の企業の資金繰りをサポートする「carsスマートカード決済 powered by DGFT請求書カード払い」の提供を開始しました。

このサービスは、DGが展開するB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」を基盤としており、自動車業界の企業が抱える高額な仕入れコストや価格転嫁の難しさによる資金繰り問題の解決を目指しています。

サービス開発の背景

近年、自動車業界では、原材料価格の高騰や半導体不足などにより、仕入れコストが上昇傾向にあります。一方で、販売価格への転嫁が難しく、多くの企業が資金繰りの悪化に苦しんでいます。

「cars MANAGER」の顧客である自動車業界の企業は、こうした状況の中、資金繰りの改善を図るための新たな手段を求めていました。

DGは、こうした課題を解決するため、「cars MANAGER」と連携し、「carsスマートカード決済 powered by DGFT請求書カード払い」の提供を開始しました。

「carsスマートカード決済」のメリット

「carsスマートカード決済」の利用により、自動車業界の企業は以下のようなメリットを得られます。

支払い猶予期間の延長: JCB、Visa、Mastercard、ダイナースクラブのカード（JCBブランドで発行されたプリペイドカードを除く）での支払いが可能となり、実質的な支払い期日を最大60日程度まで延長することができます。
請求書処理の自動化: AI-OCRを活用した請求書の自動読み取り機能により、必要入力項目の9割以上が自動読み取りで登録できます。
* 資金繰り改善: 支払い猶予期間の延長と請求書処理の自動化により、資金繰りを改善し、事業の安定化に貢献できます。

DGのB2B決済事業

DGは、25年以上の実績を持つ決済代行事業者として、B2C決済サービスを提供してきました。近年では、B2B決済市場への進出を強化しており、「DGFT請求書カード払い」は、その戦略において重要な位置付けを占めています。

「DGFT請求書カード払い」は、B2B取引における銀行振込決済の課題を解決するため、クレジットカード決済の安定したシステム基盤を提供しています。また、独自の与信モデルやファクタリング、他サービスの拡充などにより、B2B取引における多様な課題の解決を目指しています。

今後の展望

DGは、「carsスマートカード決済」の提供を通じて、自動車業界の資金繰り改善に貢献するとともに、B2B決済市場の拡大を目指しています。今後、より幅広い業界に向け、高品質なB2B領域のフィンテックソリューションを提供することで、DX推進による社会課題の解決や、便利で安全・安心なキャッシュレス社会の実現に貢献していくとしています。