仏像ブームの礎と感動の再会を描いた新書発売記念イベント

仏像ブームの新たな一歩：『見仏記三十三年後の約束』

2025年10月2日、株式会社KADOKAWAから待望の書籍『見仏記三十三年後の約束』がリリースされます。この作品は、いとうせいこうとみうらじゅんの二人によって描かれた「見仏記」シリーズの最新作であり、33年にわたる仏像への愛情が詰まっています。

長きにわたる約束の実現

この本の魅力は、1992年に交わされた一つの冗談の約束にあります。その内容は「33年後の3月3日、3時33分に三十三間堂の前で会いましょう」というもの。この約束が、2025年に京都の三十三間堂で実際に果たされ、約2000人のファンが集まるという大イベントとして盛り上がりました。

特別イベントの開催

さらに、この新刊の発売を祝うために、2025年10月18日には紀伊國屋書店新宿本店で「ハイタッチ＆お渡し会」が行われます。参加を希望される方は、9月20日からPeatixでの申し込みが開始されるため、ぜひチェックをお忘れなく。

本書の内容と見どころ

『見仏記三十三年後の約束』は、248ページにわたり仏像の魅力を描き出しています。滋賀県の長浜を出発点に、関東や東海地方を巡る旅の記録や、個性あふれる仏像たちとの出会いが描かれています。また、全編がカラーイラストで飾られており、視覚的にも楽しめる作品となっています。

著者二人の「見仏旅」の到達点がこの書に凝縮されており、長年の友情と仏像への情熱が交差します。仏友である二人が語る仏像に対する思いが、読む人の心に響くこと間違いなしです。

書籍情報

- 発売日: 2025年10月2日（木）
- 定価: 3,333円（税込み）
- ページ数: 264ページ
- ISBN: 9784041166901
- 特別装丁: デザイナー・坂本志保による。

この本は、過去33年間の仏像との交流を見つめ返し、笑いと感動のエピソードを数多く含んだ作品です。いとうせいこうとみうらじゅんのファンに限らず、仏像に興味がある人には必見の一冊となっています。

著者に関して

いとうせいこうは、1961年に生まれ、早稲田大学卒業後に作家としての道を歩み始めました。様々なメディアでクリエイターとして活動しています。一方、みうらじゅんは、1958年生まれで、武蔵野美術大学在学中に漫画家としてデビュー。その後、イラストレーションや音楽、執筆活動など多岐にわたる才能を発揮しています。

今回の書籍は、彼らの長いキャリアの集大成とも言える作品であり、ファンにとっても特別な意味を持つ内容となっているでしょう。このブームに乗り遅れないよう、ぜひ本書を手に取ってみてください。