数字革新サービス提供
2025-04-18 13:25:36

デジタル証券時代到来!NTTデータとSecuritize Japanの革新サービス

デジタル証券革命の幕開け



株式会社NTTデータとSecuritize Japanは、デジタル証券プラットフォームサービスの提供を正式に開始しました。この取り組みは、今後の資本市場のあり方を変える可能性を秘めています。

共同協力による新サービス



両社は2020年12月から、日本市場向けのセキュリティ・トークン(ST)サービスに関する協力を進めてきました。その成果として、今月から「社債購入者情報提供サービス」がスタートします。これは、社債発行企業が投資家に特典やポイントを直接付与する新しい仕組みで、資金調達とマーケティングを融合させるサービスです。

デジタル証券プラットフォームサービスの目的



このプラットフォームは、発行企業に多様な資金調達手段を提供し、投資家とのエンゲージメントを強化します。特典付与を通じた商品の魅力向上や、新たなビジネス機会の創出を目的としています。

特に、社債をより身近に感じてもらうための工夫が随所に取り入れられており、発行企業と投資家の双方向のコミュニケーションを促進することが狙いです。さらに、伝統的資産のトークン化も視野に入れ、美しいビジョンを描いています。

社債購入者情報提供サービス



従来、社債の購入者情報は証券会社が管理しており、発行企業がタイムリーにアクセスすることは難しかったのですが、この新サービスの導入により企業は直接的に社債購入者の情報を得ることが可能になります。これにより、投資家へのマーケティング戦略が強化され、社債購入者に対する特典やポイントの効率的な付与が実現します。

将来の展望



NTTデータの金融イノベーション本部長、瀬戸篤志氏は「この新サービスを通じ、社債市場の活性化を追求し、企業と個人のエンゲージメントを強化していく」と語っています。また、Securitize Japanのカントリーヘッドである小林英至氏は、この取り組みにより、より簡単に新たな価値を企業が提供できるようになると期待を寄せています。

Securitizeについて



Securitize, Inc.は2017年にアメリカで設立され、デジタル証券ソリューションの大手企業です。グローバルに3,000社以上の企業と120万人の投資家を持ち、法令に準拠した資金調達や株主管理サービスを提供しています。特に日本では、社債STや振替社債といった多様なアセットサポートの実績があります。詳細は公式サイトから確認できます。

このデジタル証券プラットフォームの立ち上げは、企業と投資家の新たな関係を築く第一歩と言えます。今後の動向に注目です。


画像1

画像2

会社情報

会社名
Securitize Japan株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町二丁目1番1号日本橋三井タワー 6F
電話番号

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。