長野県大会の激闘
2024-10-09 17:47:55

スポGOMI甲子園2024長野県大会の熱い戦いと初優勝の舞台裏

2024年10月5日、長野市権堂イーストプラザ市民交流広場で行われた『スポGOMI甲子園2024・長野県大会』が盛況のうちに終了しました。全12チーム、計36名の高校生が参加し、75kgものごみを集めるという目標を掲げ、熱戦を繰り広げました。

優勝したのは長野俊英高校のさつまいもタイムチームで、彼らは約11kgのごみを拾い上げ、逆転劇を演じました。ポイント制による競技は、拾ったごみの種類によって得点が異なり、長野俊英高校が狙ったのは特に高得点のビンや缶、ペットボトルでした。一方、昨年の代表チームである第一学院高校のBIGバモは、幅広い種類のごみを拾うことでポイントを稼ごうとしたが、最後の最後にポイントが及ばず、わずか32.5ポイント差で敗れる結果となったのです。

大会では、各チームが独自の工夫を凝らし、下高井農林高校はオリジナルのリュックサック型ごみ箱を用意、上田東高校は生徒会のメンバーが出場するなど、参加者のそれぞれの思いが感じ取れました。また、松本第一高校の3人もこの活動に参加し、全体が白熱した展開に引き込まれました。

参加者たちからは、街の清掃活動に対する熱い思いが語られました。特に、ポイ捨てやごみ問題の重要性が強調され、「社会が大人の責任を果たす必要がある」との声が上がりました。このように、高校生たちは環境問題を自らの問題として捉え、清掃を通じての交流を図る貴重な機会となりました。

長野県大会で集められた75kgのごみは、街の清掃活動を促進するための重要なデータでもあります。開会式や閉会式が行われた権堂イーストプラザは、普段は美しい街並みが広がっているものの、繁華街ではごみが散乱。特に、路地にはタバコの吸殻や空き缶が多く見受けられ、参加者たちは「大人はもっと責任を持つべき」と訴えました。海洋ごみの課題も忘れてはならず、高校生たちはその問題にも目を向け、活動を通して意識を高めることができたのです。

優勝した長野俊英高校のコメントでは、予想外の結果に感動が溢れ、「ごみを拾う楽しさが増していった」との声も。彼らの次なる目標は、12月に東京で行われる全国大会です。さらなる高みを目指して、全力で挑んでいくことでしょう。

今回のイベントは、ただのごみ拾いに留まらず、参加者たちが交流し、意識を高め合う大切な場となりました。清掃活動を通じて、環境への配慮が生まれることを願っています。私たち一人ひとりが海洋ごみの問題を自己のものとして捉え、未来につなげる大切な一歩となることを願っています。


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