日本初上陸!「フェアモント東京」の魅力とは
2025年7月、日本初上陸の「フェアモント東京」が東京都港区芝浦に開業します。このホテルは、野村不動産と東日本旅客鉄道が共同推進する「BLUE FRONT SHIBAURA」という再開発プロジェクトの一環であり、35階から43階に位置することで東京湾の美しい景観を一望できます。
歴史と共鳴する芝浦
芝浦は江戸時代から続く自然豊かな漁村であり、鉄道の開通によって行楽地としても知られています。この地は歴史と進化の象徴でもあり、ここに「フェアモント東京」を開業することは、フェアモントが大切にしてきた伝統との強い結びつきを感じさせます。フェアモントは、世界中で一世紀以上にわたり、多くの歴史的瞬間を目撃してきました。「フェアモント東京」は、その長い歴史の中で人々が集まる場所としての役割を果たすことを目指しています。
フェアモントのレガシー
フェアモントは、1907年にサンフランシスコで初めてその扉を開きました。「風景を輸出できないなら、観光客を輸入しよう」というビジョンのもと、カナダでの宿泊施設の開発を進め、その後もグローバルな展開をしてきました。1945年には「フェアモント サンフランシスコ」で国連憲章の署名が行われ、1969年には「フェアモント ザ クイーン エリザベス」でビートルズのジョン・レノンが「ベッドイン」を行いました。これらはすべて、フェアモントの重要な歴史的瞬間を象徴しています。
「フェアモント東京」の特徴
「フェアモント東京」は、217室の客室の中には29のスイートが含まれています。エグゼクティブラウンジや5つのレストラン、2つのバー、さらにはスカイバンケットやグランドボールルームなど、様々な施設が充実しています。また、インフィニティプールや屋外リラクゼーションプールも完備されており、訪れる人々に非日常的な体験を提供します。
インテリアデザインはオーストラリア・メルボルンに拠点を置くデザインスタジオ「Bar Studio」が手がけています。地域性を感じさせるエレガントで現代的なデザインが施されており、快適性と美しさが見事に調和しています。
総支配人 カラン・シンの想い
「フェアモント東京」を率いるのは、アジア太平洋地域での豊富な経験を持つ総支配人、カラン・シンです。彼は開業に際して「芝浦の地に、日本初のフェアモントを開業できることを心から嬉しく思っています。世界中からのお客様、地元の方々、すべての人にとっての真のラグジュアリーを提供できるよう努めてまいります」とコメントしています。
フェアモントのサステナビリティへの取り組み
フェアモントは90を超えるホテルを展開しており、コミュニティへの深い根ざしとサステナビリティへのリーダーシップが自慢です。特別な出来事を祝う場所、生歴史が作られる場として、訪れる人々に魅力的な体験を提供し続けています。
「フェアモント東京」は、歴史を重んじつつ新しい物語を紡ぐ場所として期待が高まっています。2025年の開業をぜひお楽しみに!