岡山県の井原市を舞台にした新たなローカルバラエティ番組「イバラエティ」が、2023年11月10日からYouTubeにて配信開始し、11月14日からは井原市のケーブルテレビで放送がスタートします。この取り組みは、株式会社東京ニュース通信社が受託している市のプロモーション事業の一環であり、井原市の魅力を広く伝えることを目指しています。
「イバラエティ」は、井原市の日常と人々の温かさを伝えることに定評があります。番組のスタイルはドキュメンタリータッチで、リアルな市民生活を体験しながら視聴者にお届けします。潜入ディレクターが市民と共に活動し、井原の豊かな文化や人々のつながりを描き出すことを目的としています。
初回の配信では、井原市野上町に位置する「塩飽笑店(しわくしょうてん)」が舞台となります。週に一度営業するこのお店は、地域住民の憩いの場であり、体操指導やワークショップの場としても利用されています。
潜入ディレクターの常見(つねみ)は、お店の店長・小野美佳さんからの指導を受けながら様々な「お手伝い」に挑戦します。駄菓子に値札をつける作業や子どもたちへの販売、来店者へのマッサージなど、様々な役割をこなします。勤務の報酬として用意されているのは、地元の食材を用いた真心こもった家ご飯。地域の人々と共に食卓を囲むことで、井原市の温かい人間関係を感じることができるでしょう。
この新番組は、井原市の情報を広める試みだけでなく、地域の魅力を直接体験することができる貴重な機会でもあります。視聴者は井原市の文化やその社会の一部に触れ合うことで、地域への関心を深めることが期待されます。
さらに、「イバラエティ」の放送と並行して、東京ニュース通信社が発行する「週刊TVガイド」とのコラボレーション企画も始まります。最新号では、「イバラエティ」の特集が組まれ、井原市の大舌市長からのメッセージも掲載予定です。
井原市は「第2期 元気いばら まち・ひと・しごと創生総合戦略」の下、地域の魅力を発信し、交流人口や関係人口の創出と拡大を狙っています。特産品や文化、自然の魅力を発信することで、観光促進を図り、移住・定住者の獲得を目指しています。
井原市は、古くからの繊維産業を背景に発展し、「日本のデニムの聖地」とも称される地域です。自然豊かであり、特にブドウの栽培が盛んであり、様々な品種が栽培されています。美星町にある美星天文台は、星空を楽しむ地としても知られています。これらの魅力を地域の人々と共に伝えていく機会を「イバラエティ」でぜひ体感してみてください。