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銀座で楽しむ和のお稽古処の新たな挑戦

東京都中央区銀座の「伊勢由」は、創業150周年を記念して、和のお稽古処を開設します。もともと、明治11年に日本橋若松町で始まったこの呉服屋は、昭和8年に現在の銀座・金春通りへ移転し、長い歴史の中で「江戸の粋」を伝承してまいりました。この素晴らしい記念事業を機に、着物を通じて日本の伝統文化に親しむ機会を提供することが目指されています。

和のお稽古処の概要

新たに開設される「お稽古処」では、日本の伝統芸能に触れることができるさまざまな講座が予定されています。第一弾として注目されるのが、落語のお稽古です。プロの落語家である三遊亭楽麻呂（五代目圓楽一門会）が講師となり、受講生は直接指導を受けることができる貴重な機会が待っています。2000年代から、落語は全国でますます関心を集め、その魅力を更に広げています。

落語のお稽古プログラム

落語の講座は2025年12月14日からスタートし、全6回のプログラムで構成されています。受講生は積極的に参加し、一つの噺を完成させることが目標です。詳細なスケジュールは以下の通りです。

• - 12月14日: 落語の基礎知識と基本動作の学習
• - 12月21日: 演目の前半部分のレクチャー
• - 1月11日: 演目の後半部分のレクチャー
• - 1月25日: 通し稽古
• - 2月1日: リハーサル
• - 2月15日: 発表会（演じる噺は「子ほめ」「寿限無」「まんじゅうこわい」から選択）

なお、道具は貸出されますので、手ぶらで参加できるのも嬉しいポイントです。服装については自由で、発表会には浴衣や着物での参加が推奨されています。

参加申し込みと詳細

お稽古は定員10名までの少人数制で、子どもから大人まで誰でも参加可能です。お申し込みは2025年12月10日までに、電話（070-9342-2510）またはメール（[email protected]）で受け付けています。料金は全6回で税込3万6千円（1回6千円×6回）です。

講師・三遊亭楽麻呂の言葉

三遊亭楽麻呂は「落語を学ぶことで、人を笑わせてみませんか？」と呼びかけています。本講座を通じて、受講生が笑いの力を体験し、日本の古典文化にふれることができればと願っています。

伊勢由・和田大の思い

「伊勢由」の五代目・和田大氏は、銀座・金春通りでの和のお稽古処の設立について、地域の伝統芸能の継承ができる場を提供することで、広く日本の文化を知ってもらいたいと考えています。

これからの新たな文化体験を通じて、ぜひ皆さまも日本の歴史と文化に親しんでみてはいかがでしょうか。

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