銀座・和光で「Stone Scapes」展開催
株式会社和光が11月27日から12月10日まで、銀座本店地階アーツアンドカルチャーにて「Stone Scapes 貴石彫刻家 KOJI TAKUMA展」を開催します。このイベントでは、山梨県甲府市を拠点に活動するKOJI TAKUMA氏が手がけた貴石彫刻を展示します。
アーツアンドカルチャーの新たな試み
和光の地階アーツアンドカルチャーは、2024年7月に生まれ変わる新コンセプトに基づき、日本の美意識と現代のライフスタイルが共存する場を提供しています。来場者は、季節感や自然との関わりを感じながら、作品を通じて「時」を紡ぐ出会いを体感できることでしょう。
KOJI TAKUMA氏の作品
KOJI TAKUMA氏は、古代から続く水晶の使用技術を基に、独特な視点で貴石の魅力を引き出しています。原石と対話し、高い研磨技術を駆使して、各石の結晶美を最大限に生かした作品を創出しています。彼の彫刻は、地球が記憶してきた長い時間の流れを感じさせるものです。
今回の展覧会では、彼がプロダクトデザイナーの柴田文江氏とコラボしたショットグラスやペーパーウェイトが登場します。特に、関西万博に出展された水晶のショットグラスは、彼の独自の研磨技術が際立つ逸品で、特別販売される予定です。
コラボ作品の魅力
柴田氏とのコラボ作品であるショットグラスは、従来の形状を超えた美しいフォルムを持ち、どちらも原石の特性を生かしたデザインに仕上げられています。ショットグラスは330,000円(税別)からの価格で、原石の魅力を存分に引き出した作品が揃っています。
イベント詳細
「Stone Scapes 貴石彫刻家 KOJI TAKUMA展」は、11月27日から12月10日まで開催されており、特に28日から30日にはKOJI TAKUMA氏ご本人が在廊し、来場者との直接的な交流を通じて、作品への理解を深める貴重な機会となります。また、28日にはKOJI TAKUMA氏と柴田文江氏によるトークイベントも予定されており、デザインやものづくりについての生の対話が楽しめます。
重厚な工芸品がもたらす新たな価値
本展覧会は、貴石彫刻家のKOJI TAKUMA氏が手がける作品を通じて、日本の伝統的な工芸品が現代の感覚と融合するプロセスを見せてくれます。彼の作品は、時代や技術の変遷を背景に、それぞれの作品に込められた物語を語るものです。
現在、アートと商業が交差する空間としてのアーツアンドカルチャーには、見逃せない美の瞬間が詰まっています。和光の新たな試みに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。