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桃園市の訪日観光プロモーション活動

桃園市政府観光旅遊局は、観光業者を引率し、9月11日から12日にかけて神戸及び大阪を訪問しました。これにより、観光関連団体との会談やプロモーション活動を行い、関西市場における台湾への旅行需要を開拓することを目指しています。

観光プロモーションの一環として、大阪でJTBや近畿日本ツーリストなどの日本の有力旅行会社を招待し、桃園の観光市場の開発を推し進めました。これは、今年の訪日観光客拡大を促進するための重要なステップです。特に神戸との協力は、政府間の交流から民間事業者への拡大へと進展しており、桃園市と神戸市との交流を一層深化させています。

神戸市との密接な協力

桃園市は二年前に神戸観光局と観光交流に関する覚書を締結しました。その後、両市の交流は活発化し、今回初めて観光業者を伴い神戸を訪問しました。この訪問では、観光局だけでなく、日本旅行業協会（JATA）兵庫県支部長や地域事業者との交流も行い、相互学習や市場開拓の期待が高まりました。

陳靜芳局長は「過去2年間で富めた経験が、教育や修学旅行分野での最適化に繋がっている」と述べ、視察を通じて学生のニーズを把握しながら、今後の修学旅行商品を開発する計画を示しました。

大阪での観光説明会

12日には、大阪において初めての観光説明会を開催しました。陳局長は「2024年には訪台日本人観光客が132万人に達し、桃園での宿泊数は14万人を超える見込みです。日本は桃園の最大の海外観光市場であり、観光のトレンドが地域型旅行に移行する中、桃園には大きな集客ポテンシャルがある」と強調しました。

桃園の魅力として、真珠海岸での文化体験や、歴史散策、茶文化体験などを紹介し、観光客に新たな魅力を提供するための施策を整えています。観光資源を統合し、旅行体験の向上を図ることで、さらに多くの旅行者を呼び込むことを目指しています。

桃園の観光ブランド発信

陳局長は、桃園が推進する三大観光ブランド、『真珠海岸』『大龍門』『北横探索』の成果が出始めていると述べ、日本市場における「食」の魅力をアピールしています。また、桃園の夜市で撮影した映像が、台湾国内外で話題となり、高視聴率を記録しました。このような活動を通じて、桃園の認知度を高める施策も進んでいます。

JATAとの連携

観光団はJATA関西事務局を訪問し、日本と台湾の観光トレンドを共有しました。今後の協力強化に向けた意見交換が行われ、観光資源の相互プロモーションに合意しました。陳局長は、「今回の訪日で多くの業者とのマッチングが実現し、桃園観光ブランドの露出が拡大した。今後も様々な協力モデルを通じ国際マーケティングを推進し、多くの日本人旅行者に桃園を訪れてほしい」と締めくくりました。

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