TOKYO KNIT新認証商品
2025-02-28 10:20:20

2024年度TOKYO KNIT新認証商品発表!ファッションとアートの融合を体感

2024年度TOKYO KNIT新規認証商品の発表



2024年度に新しく認証された「TOKYO KNIT」の商品が発表され、全23点が選出されました。東京のニットファッション工業組合(TKF)が実施するこの認証制度は、商品の品質を保証するだけでなく、素材や縫製、さらにはサスティナビリティへの配慮が求められる独自の審査基準をクリアした商品を対象としています。

この新規認証商品は、2024年の認証審査委員会で合計23点に達しました。審査は2024年8月29日と2025年2月6日の2回にわたって行われ、各商品はTKFに認証された企業から提供されています。参加企業は、伊東メリヤス、ズーム、ニードル、マルチョウなど、東京東部に拠点を構える10社です。

特に注目すべきは、2023年度に始まった「障がい者アートコラボプロジェクト」の商品が認証されたことです。このプロジェクトでは、自閉症の青少年アーティストたちの作品をTKF認証企業がデザインに落とし込んだ商品が含まれています。このようなコラボレーションは、障がいのあるアーティストの才能を引き出し、社会全体での共生を目指す取り組みの一環です。

一部の商品は、2025年1月にオープンした「TOKYO KNIT ONLINE STORE」での購入が可能です。このECショップでは、東京ならではのニット製品の物語を紹介し、認証商品を手に入れることができます。

TOKYO KNITとその背景


「TOKYO KNIT」は、東京に根ざしたニットファッションの未来を創造するためのプラットフォームです。東京のニット産業は、江戸時代にその起源を持ち、明治時代以降に進化を遂げました。特に、戦後の東京ではファッション文化の中心地として、多くのデザイナーやブランドが誕生しました。

東京のニットメーカーはカジュアルからハイファッションまで多岐にわたるクリエイションを展開し、世界中のファッション業界に新しい風を吹き込んでいます。技術力の高さと独自の創造力が評価されている東京のニット産業は、今後も新たな時代を切り拓くことでしょう。

障がい者アートコラボプロジェクトの意義


「障がい者アートコラボプロジェクト」は、障がいのあるアーティストたちの活動を支援し、アートを通じて社会との対話を促進することを目的としています。認証企業とのコラボレーションによって生み出される商品は、素材や品質にこだわり抜いた魅力にあふれています。さらに、2024年度より、ファッションを学ぶ若いデザイナーと障がいのある子供たちが協力して作品を作る「次世代クリエイター育成プロジェクト」も始まります。

このプロジェクトは、東京都中小企業団体中央会の支援を受けたもので、デジタル技術を活用して販売力を強化する取り組みも行われています。これにより、より多くの人々に障がい者アートやTOKYO KNITの製品が広がっていくことを目指します。

未来へ向けて


TOKYO KNITは、東京のニット産業の魅力を発信し、次世代のクリエイターたちと共に新たな価値を創造していきます。この機会に、ぜひ新規認証商品に目を向けてみてください。東京の文化と技術が息づく製品の数々が、皆さんをお待ちしています。


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会社情報

会社名
東京ニットファッション工業組合
住所
東京都墨田区両国4-37-2TKF第1会館
電話番号
03-3633-5601

トピックス(ライフスタイル)

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