KANOSUKEが世界への第一歩を踏み出す
日本の伝統的な製法を駆使する小正嘉之助蒸溜所が、ニューヨークとロサンゼルスで開催したブランド・ローンチイベントで、その挑戦が始まりました。このイベントは、KANOSUKEブランドの本格的世界展開の一環として、2024年6月に行われました。
ブランド・ローンチイベントの目的
この度のイベントは「MELLOW LAND, MELLOW WHISKY」というコンセプトのもと、KANOSUKEの魅力を海外に向けて発信することを目的としていました。特にアメリカ市場での認知拡大を図るための重要なステップと位置づけられています。
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コミュニケーション・メッセージ
「Next Generation Japanese Whisky From Kagoshima’s Mellow Coast」—これは、鹿児島から世界に挑む次世代ジャパニーズウイスキーとしての宣言です。世界中のウイスキーファンに、このメッセージを伝えるための戦略が展開されています。
ニューヨークとLAでの開催
イベントは、ニューヨークのThe Flatiron Room NomadとロサンゼルスのNOBU LAで行われ、数多くのメディアや業界関係者が集まりました。各地の出席者たちは、KANOSUKEブランドの代表商品である「シングルモルト嘉之助」「嘉之助 DOUBLE DISTILLERY」「嘉之助 HIOKI POT STILL」をテイスティングし、その魅力を直接感じる貴重な機会となりました。
ウイスキーへのこだわり
KANOSUKEブランドのウイスキーは、鹿児島の豊かな自然環境が育んだ特有の味わいが特徴です。地域特有の気候と技術を駆使し、全ての工程を鹿児島で行うことにより、真の「ジャパニーズウイスキー」を実現しています。
品質の維持と拡大戦略
小正蒸溜所の目指すところは、2024年4月から始まる世界展開に備えた販売戦略の策定にあります。ホーム市場での確固たる地位を築きつつ、海外への展開を進めるとのこと。これにより、2024年以降の5倍以上の売上達成を目指す方針です。
また、ニューヨークとロサンゼルスでは、ウイスキー業界の専門知識を持つブランド・アンバサダーも配置され、販売促進の体制が強化されました。イベントの中で立ち上げた話題や質疑応答も大きな盛り上がりを見せました。特にアメリカ市場での反応は非常に良好点です。
業界内の評価と期待
最近では、嘉之助蒸溜所が「New Orleans Spirits Competition」で「The Distillery of the Year」を受賞するなど、国際的にも評価を受けています。これにより、アメリカ市場へのさらなるスムーズな進出が期待されています。
総括
KANOSUKEは、新たなる冒険の幕を開けました。海外とのつながりを強化し、さらに多くのファンを増やすための第一歩として、このイベントは非常に重要な意味を持つものとなりました。これからの展開に大きな期待が寄せられます。
私たちが体験した「日本のウイスキー」の真髄を、世界中に広めるための努力が着々と進んでいるのです。今後の度に、ますます目が離せない存在となるでしょう。