奥多摩町が誇る新たな観光名所、さとゆめとHISの会議から誕生

奥多摩町が新たな観光名所を創出！

このたび、沿線まるごと株式会社、奥多摩町、株式会社さとゆめ、および株式会社エイチ・アイ・エス（HIS）が「新・目的地創出事業－Destination Create Project－」（DCP）の実現に向け、包括連携協定を結びました。これにより、奥多摩町の魅力を国内外に発信し、地域経済の活性化を図ります。

奥多摩町の魅力

奥多摩町は東京都の多摩地域の北西部に位置し、秩父多摩甲斐国立公園に覆われた美しい自然環境が広がっています。奥多摩湖や鳩ノ巣渓谷、日原鍾乳洞など、訪れる人々を魅了する自然の宝庫です。また、カヤックやマス釣り、ハイキングなど、様々なアクティビティが楽しめる場でもあります。さらに、奥多摩の食文化を代表する特産品や地域の伝統文化も息づいており、見どころ満載です。

地域活性化の一環として、「沿線まるごとホテル」の取り組みが進行中で、2024年には新たに「Satologue」という宿泊施設が開業します。これは、奥多摩の特性を活かした宿泊体験を通じて、訪れる人々に奥多摩の真髄を感じてもらうことを目的としています。

第6期長期総合計画がスタートした中、奥多摩町の町長、師岡伸公氏は、地方創生と観光振興の重要性を強調しています。コロナ禍からの回復期において、宿泊型観光の推進やインバウンド誘致が重要だと述べ、官民一体となった連携の必要性を訴えています。

さとゆめとHISによる支援

さとゆめのCEO、嶋田俊平氏も協定の意義を強調し、奥多摩町が「目的地」として世界に認知されるよう全力で取り組むことを約束しました。HIS法人営業本部の加治木宏氏も、この協定が奥多摩町の豊かな自然と文化を活用した新しい観光資源を創出する大きなステップになると信じています。

協定に基づく具体的な施策

この協定に基づき、以下のような具体的な施策が進められます。
1. 地域振興・地方創生に関する施策の推進。
2. 観光の魅力を広く発信するための情報発信活動。
3. インバウンドを含む観光産業の振興のための計画の策定。
4. 観光施設への誘客を促進する取り組み。
5. リレーションシップ人口の創出。
6. 地域企業との連携促進。
7. SDGsの推進に向けた活動。
8. 自然環境の保護・活用。
9. 地域文化や産業の振興。

このように、多方面からのアプローチで奥多摩町の観光地としての地位を向上させ、国内外からの観光客を誘致する計画が進行中です。

現在、観光産業は回復の兆しを見せているものの、コロナ禍で落ち込んだ人出を取り戻すための努力が求められています。また、2025年には「Satologue」の開業を控え、さらなる地域付加価値を上げるチャンスが待っています。この協定により、関係各社が協力し合い、地域活性化への道を切り開くロマン溢れる未来が期待されます。