『ビジネスと人権』
2021-08-18 10:00:08

新刊ハンドブック『ビジネスと人権』の発刊とその意義について

新刊ハンドブック『ビジネスと人権』の発刊



一般財団法人CSOネットワークが新たに発行したハンドブック『ケースから考える『ビジネスと人権』~個人が尊重される社会を目指して~』は、これからの時代に不可欠な内容を提供しています。本書は、現在注目されている3つの事例を取り上げ、ビジネスのあり方と人権の関係性を深く理解するための案内役を果たします。

人権の重要性を解説する新たなアプローチ



本ハンドブックでは、国連が定めた「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、ビジネスの現場で直面する人権に関する課題を以下の3つのテーマに沿って整理しています。
1. デジタル社会
2. 気候変動
3. マーケティング

これらのテーマを通じて、ビジネスが人権に与える影響や、適切な対話の方法、問題解決に向けたヒントが明確にされています。また、重要な用語の解説もあり、初心者でも理解しやすい内容となっています。特に、企業が人権を重視するための実践的なフレームワークが示されているのは、実務家にとって心強いサポートとなるでしょう。

背景と発刊の目的



本ハンドブックの発行は、日本政府が2020年に公表した「ビジネスと人権」に関する国別行動計画の流れを受けています。世界的に、差別や気候変動、デジタル化に伴うプライバシー問題など、人権を脅かす要因が増加しています。これに対抗するために、企業や個人が人権を尊重する意識を高め、持続可能な社会を築く必要があります。

日本においても、SDGsへの取り組みが進んでいるものの、まだまだ人権についての理解は広がりきっていません。CSOネットワークは、この現状を変えるべく、サステナビリティに関する取り組みを推進し、個人が尊重される社会を目指して本ハンドブックを制作しました。

利用方法とシーン



本書は、企業や教育機関、地域社会で幅広く活用されることを想定しています。具体的な利用シーンとしては、以下のような場面が挙げられます。
  • - 企業内における人権尊重の仕組み作りと実践
  • - 人権やサステナビリティに関する研修やワークショップ
  • - 教育現場での人権に関する勉強会や研修
  • - SDGsの理解を深めるための基盤

価格と申込方法



本ハンドブックは、A5判の24ページで、頒価500円(税込・送料別)です。興味のある方は、一般財団法人CSOネットワークのホームページから申し込み、指定の銀行口座に代金を振り込むことで購入できます。詳細な申込方法については、CSOネットワークの公式Webサイトを参照してください。

まとめ



『ケースから考える『ビジネスと人権』』は、ビジネスの現場で人権問題に真摯に向き合うための貴重な資料です。人々がより良い社会を築くために必要不可欠な視点を提供している本書は、企業の経営者や学生、そして一般市民にとっても参考になることでしょう。人権を尊重するビジネスのあり方を理解し、次世代に引き継いでいくために、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

会社情報

会社名
一般財団法人CSOネットワーク
住所
東京都新宿区西早稲田2-3-18アバコビル5階
電話番号
03-3202-8188

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