LIXILが発表した国産ヒノキを使った高性能窓「TW WOOD」

LIXILが提案する「TW WOOD」の魅力

2025年9月、株式会社LIXILから新たに発売される高性能窓「TW WOOD」。この窓は、国産ヒノキの無垢材とアルミを巧みに組み合わせた次世代の製品であり、環境負荷を低減しながらも美しいデザイン性を実現しています。この製品は、LIXILが展開する「GREEN WINDOW」シリーズの一環として登場し、住まいと自然の調和を大切にした設計が特徴です。

高性能とデザイン性を兼ね備えた窓

「TW WOOD」は、スリムなフレーム設計で、モダンな空間にも溶け込むシンプルさを持っています。高温の水蒸気と熱で処理されたサーモウッド材を使用しており、反りや割れの心配がほとんどありません。また、室外側に使用されるアルミ形材は耐候性が高く、長期間にわたって安定した性能を維持します。このような設計により、熱貫流率は1.30W/(㎡・k)という優れた断熱性能を提供し、省エネ効果も期待できます。

リサイクル材としてのアルミを使用することにより、資源循環にも貢献し、社会的な価値の向上を図っています。これにより、「TW WOOD」は環境に優しいだけでなく、持続可能な住宅を実現するための一助ともなるのです。

自然素材の利点

近年、多くのユーザーがナチュラルな住空間を求めており、無垢材の魅力に注目しています。無垢材ならではの温もりや、独特の手触りは、住宅に自然の美をもたらします。「TW WOOD」は、このようなユーザーのニーズに応えるべく、天然木の特性を最大限に活かした製品です。デザインガイドラインにも沿っており、居住空間をより快適に演出します。

「TW WOOD」の魅力は、ただの機能性だけでなく、デザインへのこだわりも垣間見えます。外観では、アルミのカラーバリエーションが6色、内観では木目の仕上げが2色、さらに樹脂のカラーも選べるため、ユーザーの好みに合わせた多彩な選択肢が用意されています。

日本の豊かな森林を守る

LIXILでは、「TW WOOD」を通じて、日本の森林資源を守り育てる活動にも力を入れています。サステナブルな木材を使用することで、森林の管理が行き届いており、伐採した木を使って新たに植え、育てるという循環の一環を実現。これにより、CO₂の排出削減にも寄与することが期待されています。

「TW WOOD」は、私たちの住まいに自然の豊かさをもたらし、快適な暮らしを支える役割を果たします。これにより、LIXILは「住む人と自然との接点」を重視し、環境への意識を高めることを目指しています。

まとめ

2025年9月に全国で発売予定の「TW WOOD」は、ただの窓ではなく、環境を考慮しつつ美しさも兼ね備えた住空間の提案です。高性能なだけでなく、持続可能な社会に向けたシリーズの一環として、LIXILが誇る技術の結晶です。これからの時代、暮らしに触れる空間にも、環境への配慮が求められる中、ぜひ一度、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。