新電元製充電器とeMotion Fleetの連携でEV運行が一新！

新電元製充電器とeMotion Fleetの連携で進化するEV運行管理

商用EVの導入を手掛けるeMotion Fleet株式会社が、新電元工業の充電器と自社の運行・エネルギー管理システム（FMS/EMS）の連携検証に成功したことを発表しました。この連携により、EVの運行管理がより効率的かつスマートに進化します。

1. OCPP利用によるシームレスな接続

本プロジェクトでは、国際標準の通信プロトコル「OCPP（Open Charge Point Protocol）2.0.1」を使用し、新電元製の充電器とeMotion FleetのFMS/EMS間での接続テストを実施しました。その結果、両システムはシームレスに連携し、管理者は遠隔から充電器の状況を把握しつつ、リアルタイムで充電データを分析できることが確認されました。これにより、効率的な充電管理が促進され、運行計画に基づいた適切な充電時間を設定できるようになります。

2. 新電元充電器の特長

新電元工業は、急速充電器に加え、コンパクトで設置の自由度が高い「見せない普通充電器」シリーズを展開しています。この新しい充電器は、輪止めブロックよりも小型であり、さまざまな場所に設置できるため、利便性が大いに向上します。さらにシンプルな設計により操作部を必要最小限に抑え、省スペース化を実現しています。また、専用の通信中継器「GX1」を利用すると、複数台の充電器を一括で管理できるメリットもあります。

3. eMotion FleetのFMS/EMSとは

eMotion Fleetが提供するFMS/EMSは、EV・内燃車を含むあらゆる車両を単一のプラットフォームで管理できる便利なシステムです。運行状況や充電状態、燃費・電費、バッテリーの健康状態、さらにはCO₂排出量まで、すべてのデータをリアルタイムに可視化します。これにより、車両ごとのパフォーマンスを直感的に把握できるため、業務効率も向上します。

4. 柔軟な運用環境の提供

連携検証の結果、eMotion FleetのFMS/EMSは新電元製充電器とのスムーズな接続を実現し、さまざまな種類の車両・充電器構成に対応できる柔軟な運用環境が整いました。今後も、eMotion Fleetは現場のニーズに応じたソリューションを拡充し、商用EV導入の加速に向けた取り組みを強化していく方針です。また、脱炭素化と経済性の両立に寄与し、持続可能な社会への実現を目指しています。

5. お問い合わせ情報

新電元製充電器及びeMotion Fleetのサービスに関する詳細は、各社のホームページを通じてお問い合わせいただけます。eMotion Fleetは、豊富な経験を持つ専門家チームが在籍し、事業者や自治体への商用EVフリート計画、導入、運用を積極的にサポートしています。最新のEV充電技術により、業界の進化を後押しし、持続可能な未来を構築していく所存です。