大和アセットが新たに設定する台湾関連ETFの詳細情報

大和アセットマネジメントが新たに台湾関連ETFを設定

大和アセットマネジメント株式会社が、2025年9月に新しいETF「iFreeETF キャセイ台湾テックリーダー指数」を設定することを発表しました。これは、東京証券取引所に上場予定で、台湾に特化した銘柄に投資する日本初のETFとなります。

ETFの目的と運用方針

このETFは、台湾のテクノロジーと通信分野のリーダー企業に投資することを目的としており、キャセイ投信の運用する「Cathay Taiwan Technology Leader ETF」に連動しています。そのため、台湾の成長を支える半導体産業を中心とした企業群にアクセスできることが期待されています。

公式発表によれば、このETFは、台湾のテクノロジー企業の中でも流動性と収益性に優れた上位30銘柄で構成される「台湾テックリーダー指数」に基づいて運用されます。この指標は、世界の半導体市場でのシェアを持つ企業を選定することにより、投資家にとってのリスクを軽減しつつ、成長性を期待できる商品となっています。

上場スケジュールと設計背景

このETFは2025年6月26日に公表された計画の一環で、日台のETF市場の相互上場を通じた新たな投資機会の提供が目的です。大和アセットは、キャセイ投信との提携により、台湾市場への商品のラインナップを増やすことも検討しています。これにより、日本の投資家も台湾の高成長を享受できるようになることが期待されています。

投資家の皆さまへ

大和アセットマネジメントは、投資家のために資産形成をサポートする商品を今後も提供していく方針です。台湾市場の魅力を持つこのETFは、将来の資産形成において非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

注意点として、ETFへの投資は株式等の有価証券と同様、価格変動を伴うため、元本保証はありません。また、分配金の支払が保証されるものではないため、慎重な判断が求められます。投資信託に関する詳細は事前に「投資信託説明書」を確認の上、個々人でご判断ください。