Matrix Engine Ace:新たなGUI描画技術の登場
Matrix Engine株式会社が新しいWeb技術「Matrix Engine Ace」を発表しました。これは、IoTデバイス向けに特化したGUIオーサリングツールで、Webブラウザ上で快適に動作します。従来の技術とは一線を画すこのプロダクトは、特にデジタルサイネージや組込みブラウザ環境での利用が見込まれています。
IoTとGUIの重要性
昨今、IoT(Internet of Things)が急速に進展する中で、さまざまなデバイスがインターネットに接続され、私たちの日常生活に欠かせない存在となっています。この中で、ユーザーとデバイス間のコミュニケーションは主に「視覚」を通じて行われるため、ユーザーにとって直感的で高精細なGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)が求められています。これを受けて、Matrix Engineは独自に開発した「Matrix Engine Ace」を発表しました。
Matrix Engine Aceの特長
「Matrix Engine Ace」は、以下のような優れた特性を備えています。
1.
高速性:Web Assemblyを用いて記述されているため、従来のJAVAと比べて圧倒的な速度で動作します。実証実験の結果、ブラウザ上でもC言語による組込みに匹敵するFPS(フレーム・パー・セカンド)を達成しました。
2.
組込み不要:これまで必要だった複雑なIoTプラットフォームへの組込みが不要となり、ブラウザのみで手軽に利用できます。これにより、専門的なノウハウを持っていない方でも簡単に導入できるのが大きな魅力です。
3.
マルチプラットフォーム対応:Google ChromeやMicrosoft Edgeなど、多種多様なブラウザで動作するため、利用者の環境を選びません。
デジタルサイネージへの応用
この新しい技術の主なターゲットはデジタルサイネージです。これにより、さまざまな情報を視覚的に素早く表示し、効果的な情報伝達を実現します。従来の手法に比べ、簡単に高品質なGUIを再生できるため、多くの企業にとって有用なソリューションとなるでしょう。
無償コンサルティングの提供
「Matrix Engine Ace」のリリースを記念して、IoT関連のGUIに課題を抱えている先着10社に対して、同社のエキスパートエンジニアから無償コンサルティングを提供します。詳細は、Matrix Engineの公式サイトにあるお問い合わせフォームからご確認ください。
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会社概要
Matrix Engine株式会社は、東京都中央区に本社を構え、革新的なIoT向けグラフィックエンジン「Matrix Engine」を開発・販売しています。代表は渡辺浩志氏で、同社はIoTにおける新しい可能性を探求し続けています。公式サイトもぜひ訪れてみてください。
Matrix Engine公式サイト