ENSOUチャットボットが新機能をリリース
株式会社Digeon(ディジョン)は、法人向けに提供している生成AIチャットボットサービス「ENSOUチャットボット」において、Googleドライブとの自動連携機能を新たに発表しました。この機能により、企業は社内に存在するドキュメントをAIが自動的に参照し、常に最新情報に基づいた回答を得ることができるようになります。
この新しい連携機能は、業務効率化を促進するための重要なステップとして位置づけられています。これまでの課題として、社内資料の細かい更新や、新しいファイルのアップロードが必要だったため、社員皆が手間を感じていました。しかし、今回の機能により、これらの手間を解消し、ナレッジの運用を自動化できるようになるのです。
生成AIを利用する現場の課題
近年、生成AIの導入は企業にとって重要なテーマになっていますが、利用する現場では社員と管理者それぞれが抱える課題があります。
社員側の課題
- - 更新された情報をAIに反映させるため、ファイルのアップロードが必要
- - 情報が古いままの状態でAIが回答を行ってしまうことがある
- - 参照されている情報が不明確であり、回答の真偽の確認が難しい
管理者側の問題点
- - 部署ごとに異なる権限設定やフォルダ構成を手動で管理する必要がある
- - 情報漏洩のリスクが高まる
- - ナレッジ更新にかかる時間が運用コストを増殖させる要因となる
ENSOUチャットボットによる解決策
これらの課題に対し、DigeonはMicrosoft SharePointとの自動連携に続き、Googleドライブとの連携を実現。これにより、従来の「導入したが活用されない」という問題を解消し、企業全体で生成AIを活用できる環境を整えます。
Googleドライブ連携の主な特徴
1.
ファイルの読み取り: ENSOUチャットボットがGoogleドライブに保存されたドキュメントを自動的に参照し、最新の情報をもとに回答を生成します。
2.
権限の自動引き継ぎ: Googleドライブ内で設定された閲覧権限を自動的に継承し、安全に情報を活用できる仕組みになっています。
3.
高精度なRAG技術: 自社の独自技術であるRetrieval-Augmented Generationにより、最新の情報を動的に検索し、AIがリアルタイムで回答を提供します。
4.
回答の参照元可視化: AIがどのファイルを参照したかを明示できるため、情報の信頼性を確認しやすくなります。
このように、ENSOUチャットボットは企業の業務効率を高めるための施策として、Googleドライブとの自動連携機能を搭載しました。Digeonはこのサービスを通じて、AIを「特別なもの」ではなく「日常的に使える存在」にすることに取り組んでいます。日本全体の労働人口不足が叫ばれる中、AIの自然な活用が求められる時代に突入しているのです。
今後の展望
Digeonは引き続き、AIがもたらすビジネスの効率化を促進し、社員が安心して利用できる環境を提供することを目指しています。さらなる機能の追加や改善により、企業の知識共有や業務効率化に貢献し続けます。
会社情報
- - 社名: 株式会社Digeon
- - 本社: 兵庫県神戸市中央区浪花町64 三宮電電ビル 5階
- - 設立: 2020年10月28日
- - 資本金: 10,000,000円
- - 代表者: 山﨑 祐太
ENSOUチャットボットに関する詳細情報は
こちら から確認できます。ぜひお問い合わせください。