自殺予防週間に向けた横須賀市の取り組み
毎年9月10日から16日までの一週間は「自殺予防週間」として、全国的にメンタルヘルスケアの重要性が強調されます。今年も横須賀市は、市民に対する大切なメッセージを届けるため、さまざまな取り組みを展開します。この特別な週間に、横須賀市保健所は「自殺予防街頭キャンペーン」を実施します。
自殺予防街頭キャンペーンについて
自殺予防街頭キャンペーンでは、ゲートキーパーとして登録された市民と学生ボランティアが協力し、悩みを抱えている人々やその周囲の人々にメンタルヘルスへの関心を持ち、支え合うことの大切さを訴えかけます。具体的には、相談窓口を紹介する冊子「よこすか心のホットライン」が配布されます。これにより、市民が相談することの重要性を認識しやすくなるでしょう。
キャンペーンの日時・場所
- - 昼の部:令和7年9月3日(水曜日)11時00分~12時00分
- 横須賀中央駅 Y デッキ、西口周辺
- モアーズストリート周辺
- - 夜の部:令和7年9月3日(水曜日)17時00分~18時00分
- コースカベイサイドストア2階
シンボルライトアップ
また、自殺対策の一環として横須賀市のシンボルマーク「カタバミ」にちなんだ美しい藤色で本庁舎がライトアップされます。このライトアップは、自殺予防の意識を市民に広める意味でも重要な役割を果たします。ライトアップの実施期間は、令和7年9月10日(水曜日)から9月12日(金曜日)の18時から2時までです。場所は本庁舎北側で、夜空に浮かぶ美しいライトアップを見ることができます。
メッセージカード展示
さらに、「ひとりひとりがゲートキーパー」をテーマにしたメッセージカードリーフも設置されます。この企画では、市民から寄せられた声掛けメッセージカードが展示され、地域の人々が気軽に声をかけられる環境を作ることを目指しています。展示は9月8日(月曜日)から9月12日(金曜日)まで、横須賀市役所の会計課窓口展示コーナーで行われます。
相談窓口
横須賀市保健所では、精神保健福祉相談員による相談も受け付けています。相談は、平日8時30分から17時まで行われており、来所による相談は事前に電話予約が必要です。どんな小さな悩みでも、ぜひ相談してみてください。心の健康はとても大切であり、誰かに話をすることで気持ちが楽になることもあるからです。
まとめ
自殺予防週間に、横須賀市が行う街頭キャンペーンやライトアップ、メッセージカードの展示は、市民一人ひとりがメンタルヘルスについて考えるきっかけとなります。自殺の予防には、地域全体での支え合いや、身近な人に手を差し伸べることが重要です。皆さんの参加をお待ちしています!