株式会社Acompany、竹之内隆夫を新たな仲間として迎える
愛知県名古屋市に位置する株式会社Acompanyが、プライバシーテック(PETs)分野のエキスパートである竹之内隆夫を新たにパブリック・アフェアーズのスペシャリストとして迎え入れたことを発表しました。竹之内氏は、約15年間にわたってプライバシーテックに関わってきた豊富な経験を持ち、今後Acompanyにおいてその知識と技能を活かしていくことが期待されています。
プライバシーテックとは
プライバシーテック(PETs)は、個人のプライバシーを確保しつつ、データの利活用を可能にするための技術です。デジタル社会において、企業や組織は膨大な個人データを保有していますが、その保護と有効利用が求められています。
例えば、データ分析を行う際に、個人情報を暗号化したままで処理する「秘密計算」技術や、似たデータを生成する「合成データ」、個人を特定できないようにデータを加工する「k-匿名化」など、多様な技術がユーザーのプライバシー保護に寄与しています。
竹之内隆夫のキャリア
竹之内氏は、日本電気株式会社(NEC)でのキャリアを開始し、匿名化や秘密計算の研究開発に従事しました。その後、法律の専門家と連携し、技術と法制度の両面からプライバシー問題に取り組みました。
また、デジタルガレージ及びLINE株式会社(現 LINEヤフー株式会社)においても、プライバシーテックの事業開発で重要な役割を果たしてきました。2019年には「秘密計算活用WG」を立ち上げ、2021年には「秘密計算研究会」を設立するなど、独自の推進活動を行ってきました。
Acompanyへの入社理由
竹之内氏は、Acompanyが技術と法制度の両面での活動に力を入れていることに魅力を感じて入社を決定しました。現在、個人情報保護法の改正に伴う議論が進行中であり、プライバシーテックが注目されています。このタイミングでAcompanyチームと共に活動することを望んだと語っています。
「プライバシーテックを利用することで、企業間で安全にデータを連携し、効率的な分析や学習が行えるようになります。これにより、社会課題の解決や新たなビジネスの創出が期待できます」と竹之内氏は述べています。
CEOのコメント
Acompanyの代表取締役CEO、高橋亮祐は、「竹之内氏との出会いは約4年前で、その後も多くの場面で協力してきました。プライバシーテックの分野で竹之内氏と共に新たな挑戦ができることを大変嬉しく思っています」とコメント。
今後の展望
Acompanyは彼の加入を機に、プライバシーテックの領域でのさらなる発展を目指しています。新しい技術を活用し、より安全で効率的なデータ活用の実現に向けた取り組みが期待されます。
採用情報
Acompanyでは、開発やビジネス両面で新たなメンバーを募集中です。興味がある方は、カジュアル面談からでも気軽に参加可能です。
詳細は
Acompanyの採用ページをご覧ください。
会社概要
株式会社Acompanyは、プライバシーDXを実現するパーソナルデータ利活用クラウド『AutoPrivacy』の提供や、プライバシーDXコンサルティングサービスを展開しています。
所在地は愛知県名古屋市西区那古野に構え、2018年に設立されました。さらなる情報は
Acompanyの公式サイトをご覧ください。