アートホテル大阪ベイタワー、新たな防災への取り組み
アートホテル大阪ベイタワー(大阪市港区)は、訪日外国人観光客やさまざまなニーズを持つお客様のために、「安心・安全なおもてなし」の実現に向けて新たな取り組みを始めます。このプロジェクトは、大阪市港区を起点に公民が連携し、2025年の大阪・関西万博を前に、ますます増加する観光需要に応えるものです。特に日本は「災害大国」として知られており、訪れる外国人が安心して滞在できる環境を整えることが重要です。
おもてなし防災プロジェクトの概要
「おもてなし防災プロジェクト」は、訪日外国人の防災意識を高めるために、観光関連事業者が協力し、災害時の情報提供を行う全国的な取り組みです。外国人旅行者は災害時に大きな困難に直面することが多く、そのための対策が求められています。このプロジェクトでは、大阪市や関連機関と連携し、観光に強い都市づくりを目指しています。
公式HP:
おもてなし防災プロジェクト
アートホテル大阪ベイタワーの取り組み
アートホテル大阪ベイタワーでは、8月1日から以下の施策を順次実施します。
1. おもてなし防災ポーチの販売
来館するお客様が安心して過ごせるよう、様々な災害時に役立つアイテムをまとめた「おもてなし防災ポーチ」をフロントで販売します。このポーチには、携帯トイレや簡易ライト、ハラール対応の非常食などが含まれています。自身のためはもちろん、外国からの友人へのお土産など、実用的でデザイン性にも優れたパッケージとなっています。
- 長期保存用ウェットタオル
- アレルギー・ハラール対応の非常食
- 使い捨て簡易ライト
- 携帯トイレ
2. 多言語防災マニュアルの設置
宿泊される全客室に、多言語対応の「おもてなし防災マニュアル」を設置します。このマニュアルには、地震や火災、洪水などの災害時に取るべき行動が詳しく記載されており、日本語、英語、中国語、韓国語の4言語に対応しています。特に視覚的な理解を促進する構成が特徴です。
3. 館内サイネージでの防災情報提供
館内のデジタルサイネージで、「おもてなし防災マニュアル」の情報を掲示し、来館者に日常的に目に触れる形で防災意識を高める施策を展開します。
4. スタッフへの防災研修
ホテルのスタッフには、防災研修を行い、実際の災害を想定した避難誘導や多言語での案内方法に関する訓練を実施します。これにより、外国からのお客様にも適切に対応できる体制を整えます。
今後の展望
アートホテル大阪ベイタワーは、これらの取り組みを起点として、さらなる防災対策の充実を計画しています。お客様がどのような状況下でも安心して滞在できるよう、「おもてなし」と「防災」の両面からのホテル作りに力を入れていきます。
お問い合わせ
アートホテル大阪ベイタワーの詳細情報や予約については、公式WEBサイトをご覧ください:
アートホテル大阪ベイタワー公式サイト