新たに締結されたメディア販売契約
株式会社シーエー・モバイルが、世界11億人のユーザーを抱えるアプリ開発会社Meituとメディア販売代理契約を結びました。この契約により、日本国内で非常に人気のあるカメラアプリ「BeautyPlus」や「MakeupPlus」の広告枠を扱う権利を獲得しました。
メディア販売契約の背景
シーエー・モバイルは、サブスクリプション型のデジタルマーケティングサービスを提供する企業として、F1層(20代後半から30代の女性)に特化したアプローチを強化しています。この提携を通じて、シーエー・モバイルは、注目のカメラアプリである「BeautyPlus」や「MakeupPlus」の機能を日本市場に導入し、マーケティング戦略をさらなる高みへ引き上げることが期待されています。特に「BeautyPlus」は、自然な写真撮影が可能で、オートレタッチや細かい修正機能を備えています。
一方、「MakeupPlus」は、メイクを手軽に試せるアプリです。特に「カウンター」機能は、リアルタイムでブランドの製品をお試しできるため、ユーザーの間で人気を集めています。今後、シーエー・モバイルはこれらの機能を活用し、国内のクライアントに新たなデジタルマーケティングソリューションを提供する予定です。
Meituの技術とユーザー基盤
Meituは、人工知能を基にした顔認識やバーチャルなメイク体験を提供するモバイルサービスの先駆者的存在です。2016年には香港証券取引所に上場し、急成長を遂げています。Meituのアプリは現在、世界で11億以上のデバイスにインストールされており、日本国内でも1800万以上のユーザーを持っています。これだけのユーザーに対して、シーエー・モバイルは適切な広告戦略を展開し、双方にとってのメリットを最大化することを目指します。
Meituは、ユーザーが自身のスタイルを創造し、共有できるプラットフォームを構築しており、その技術力の高さが広告効果をいっそう高める要因となります。特にF1層、F2層をターゲットとしたデジタルマーケティングは、今後ますます関心が集まると予想されています。
海外での成功事例
シーエー・モバイルは、Meituの広告展開を韓国やタイなどの海外市場でも実施しており、特に中国においては、などのクライアントとの協働によって僅か1ヶ月で800万回以上のフィルターがダウンロードされるなど極めて好調な結果を収めています。これらの成功事例は、今後の日本での展開にも大いに活かされることでしょう。
今後の展望
この提携により、シーエー・モバイルは日本市場におけるデジタル広告の新しい風を起こすことが期待されています。Meituの先進的な技術とシーエー・モバイルの豊富なマーケティング経験を活かし、両社が共に成長していく様子に注目です。これからの展開は、企業やブランドにとっても益となることでしょう。
会社概要
- - 社名: 株式会社シーエー・モバイル
- - 所在地: 東京都渋谷区南平台町16-28 グラスシティ渋谷
- - 設立: 2000年5月31日
- - 資本金: 18億9100万円(2016年9月末時点)
- - 代表者: 代表取締役社長 石井 洋之
- - 事業内容: 広告事業、コンテンツ事業、投資事業
この新しい契約がもたらす可能性に、業界は大いに期待を寄せています。